昨日から ”最低賃金” が話題です。
記事を読んでても昨今の物価高や大企業の春闘を引き合いにしていて、日常的にも可処分所得が目減りしている実感もある中で ”賃上げ” の機運が高まる事自体には納得しています。
でもね、会社を経営している側からすると ”そこじゃないでしょ” っていう気持ちが益々強くなります。
って言うのも我々みたいな零細企業からすると、物価高や燃料費の増加などでそもそも足元が厳しい状況になっている上に、
前の記事にも書きましたけど
コロナ支援を理由に、枯渇した財源を穴埋めする為に保険料も爆上がりしています。
その上で『最低賃金を上げろ!』と?
無理でしょ。。。
物価が上がってるなら消費税下げれば良いだけです。
今まで100円で買えてた物が、物価高で120円になったとしましょう。
これまで10円だった消費税が、物価が上がるだけで12円に増えるんです。
政府はこの利ザヤで大儲けしてるんです。
法人税なんかは累進課税にして、利益が出てる大企業様からガッポリ貰う。
”議員税” なるものを新設して、歳費に20%の税金を掛ける(文通費含む)。
消費税を下げれば、それだけで可処分所得は単純に増えますよね?
なんで先ずこれをやらずに『最低賃金の値上げ』を議論するんでしょうか?
”じゃない” と思いません??
足元の物価高への対応を、なぜ零細中小企業にしわ寄せするんでしょうか??
減税すれば済むだけの話だし、大企業や議員から貰えば良いだけ。
なぜ大企業から貰えば良いかと言うと、単純な話ですけどそれは
『価格転嫁が容易だから』です。
我々が口にする調味料やレトルトを含む加工食品の大半は、それなりの設備を持った企業が製造してます。
彼らは『原材料の高騰』を理由に簡単に値上げできますよね?
自動車メーカーだってそう。
なら、そこから取りましょうよと。
こんな単純な発想ができない国会議員や総理大臣を抱えた日本に、明るい未来はあるのでしょうか?