思った事を直ぐに、そのまま発言しちゃう人っていますよね。
過去には森喜朗さんが『女性は話が長い』みたいな事を言って、東京オリンピックの組織委員会会長を辞任に追い込まれましたよね。
覆水盆に返らず。
僕からすると、この手の発言って ”調子に乗ってる時” に出やすいと思ってます。
そして今回。
日本維新の会の代表が、日本共産党の事を直々に『日本からいなくなったらいい政党だ』と発言したそうで。
日本維新の会といえば、今や野党第一党も視野に急拡大を続けていますよね。
特に地方選には強く、様々な政党が選挙協力をするためにすり寄ってきてる状況です。
そうなると、やはり ”天狗” になるのでしょう。
そして、大体こういう人がやっちゃいがちな行動パターンが、
『思ってても言わなきゃ良い事を言っちゃう』
というやつです。
何なんでしょうね。
それを言う事で何か変わります？？
『女性が居ると話が長くなる！！』って言えば女性を排除できます？？
『日本からいなくなったらいい政党だ！！』って言えば共産党無くなります？？
答えは ”NO” ですよね。
なんか自分が ”偉くなった” 気分になってるんだと僕は思っています。
自分の発言や行動について ”影響力がある” と感じてる場合、
『他の人が言いたくても言えない事を言ってやろう』
『他の人が思いつかない切り口の発言をしてやろう』
の様に、 ”流石！” と周囲から思われたい欲求に駆られる心理になるのだと思います。
ただ、この手の発言にはリスクも伴いますが、この手の発言をする段階で恐らくそこまで考えきれていないのか、はたまた『そのリスクは無い』とまで思える程にのぼせ上っているのかのどちらかですね。
僕も特定の団体の中では立場が上がる事がありますが、『本当にその発言は必要か？』をしっかり考えて発言したいと思います。
