平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

ガーシー除名にモヤモヤ

雨なのに花粉症がいつもよりキツイ今日この頃。

 

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

 

 

衆議院議員に初当選していたガーシーさんが7か月で除名となり、議席を失いました。

 

 

しかも、所属先のNHK党は ”政治家女子48党” という謎の政党名に変更となり、代表だった立花さんは代表を辞任と目まぐるしかったですよね。

 

 

 

僕はこの ”元NHK党” という政党そのものにも、立花さんという元代表にも、そして元衆議院議員であるガーシーさんにも全てにモヤモヤがありますね。

 

 

 

先ずは元NHK職員である立花さんが発起人となり、NHKの経営体質や受信料の有り方に一石を投じるどころか『NHKをぶっ壊ーーーーーーす!!』というキャッチコピーを旗印に結党し、国政政党にまで上り詰めましたよね。

 

 

そうなると『NHKを何とかして欲しい!!』という有権者の思いはどうなるのでしょうか?

 

『そもそも女子が48人も居るの?』とか『浜田政調会長もガーシーも男だよね?』という疑問より、有権者がその政党に期待を寄せた公約を全て捨て去る様な政党名ややり方は ”国民の付託を受けた政党” としてそもそもどうなの?って思います。

 

 

ここまで大きな舵を切るのであればNHK党として出馬して当選した議員は一旦議員辞職して、政治家女子48党としてもう一回国民の信を問うのが筋かと。

 

 

 

そしてガーシーさんを国会議員に押し上げた国民の民度の低さにもモヤモヤです。

 

 

ガーシーさんに投票した国民って、ガーシーさんが『国会に登院しない事を公約』にしてたから投票したんですか?

それともお得意の『政治の闇を暴露する』事に期待して投票したんですか?

 

 

そもそも国会議員の規約には『国会への登院』が明文化されてるので、登院しない事を公約にしてる人の立候補を許してる事自体が問題だとは思いますけど、そんな人を当選させる国民もどうかなーと。

 

もっと言えばガーシーさんって『NHKをぶっ壊したい!』なんて一言も言ってないのにNHK党から出るってどうなんでしょうね?

 

 

そもそもガーシーさんに政治理念そのものがあったかどうかも謎ですよね。

 

 

 

国民はそろそろ冷静になった方が良いと思います。

 

 

 

別に『保守系が良いよ!』なんて一つも思いませんが、今回の元NHK党に関する騒動ってマジで税金の無駄遣いでしか無いと思います。

 

 

唯一、浜田政調会長の質疑はYouTubeで見ています。

 

 

この方は頭も凄く良いですし、問題の本質を捉えた質疑は見応えがあります。

 

 

しかし、今回のガーシーさんに懲罰委員会において擁護する答弁に関しては、正直 ”浜田の無駄遣い” だと感じました。

 

 

 

あんな頭の良い人を筋の通らない言い訳を述べるのに使っちゃいけないと思います。

 

 

 

それも含めて立花さんの手腕の低さなんでしょうね。

 

 

 

当選したから除名がある訳なんですけど、結局の所は国会議員としての仕事を全っっっっくしなかった(できない)人を国会に送り込んだ国民の責任は重いと自覚した方が良いですね。