国会を欠席し続け、議場に出席しての『陳謝』を求められているガーシー議員。
『出席が叶わない』との事で動画を提出した様ですが、彼の発言には違和感を感じましたね。
ガーシー議員と言えば誰に対しても忖度なく関西弁で捲し立てる様な発言をしているイメージでしたが、今回は誰かからの入れ知恵なのか
「ゆえなく本会議に出席しなかったことにより、院内の秩序を乱し、本院の信用を失墜させたことは誠に申し訳なく、深く自責の念に耐えません。ここに謹んで陳謝いたします」
などとしおらしくも無難な発言です。
続けて
「できればこの若輩者に、もう一度だけチャンスを、猶予をいただけたらなと思います」
などと柄にも無い発言をしていますが、到底本心とは思えませんよね。
そもそもガーシー議員は
『日本での選挙活動を行わず、国会にも出席しないという公約を掲げて当選した』という事を欠席の理由の一つとしていましたよね?
要するに、『俺は選挙の時に掲げた公約を守っているだけだ』と。
であるなら、『出席しなかった事により院内の秩序を乱し、信用を失墜させた』という事自体が彼には当てはまらないと思います。
なのでその上での『謹んで陳謝』は嘘ですよね。
一貫性が無さすぎますよね。
ここにきて議員という立場に急にしがみ付き始めてる印象しかないし、議員ならリモート出席を可能にする法案を出せば良いだけの話ですよね。
そもそもこの人を国会議員として相応しいと投票した国民がいる事自体に世も末感が滲み出ますが、”歳費を受け取らなければ良い” という問題では無く、議席に対する重み自体が崩壊してる表れだと思います。
僕の中での ”信用できない職業ランキング” 上位の『コンサルタント』を遥かに凌ぐのが『政治家』です。
大手のコンサルタントはしっかりと ”成果主義” でやってるところもありますが、どちらも ”結果” にコミットしないのに多額の報酬を受け取る事を前提としてるのがその理由です。
とにかく政治家であれば尚更の事、一貫性はとても大事だと思います。
変に改まった言葉遣いなどせず、いつも通りの関西弁で行ってくべきだったと思います。