もう卒業したんで書いても良いかなぁー。
僕は31歳から商工会議所青年部に所属して、今年の3月末で卒業しました。
21歳から入会できるその会は当時こそ100名以上の会員がいましたが、僕の同級生以下は肌感覚で20名未満。
45歳で卒業と考えると、僕より年上の各年代の層の厚さが伺えます。
どの組織にもありがちな、いわゆる“幽霊会員”の存在が会を支えてる状態です。
100名以上いても定例会には50名前後の出席率なので、ある程度出席すればまぁまぁ目立つ存在になるんです。
そうなると“出世”は早いもの。
入会の翌年から出席の登竜門となる副委員長の声が掛かり、その後はトントン拍子に役職が回ってきました。
正直、その頃は家庭に目を向ける余裕は無かったというのが本音ですし、それが夜に家を出る理由にもしていました。
役職がありますから会議や定例会には100%の出席で、その後の懇親会にも積極的に参加をしていましたし、どんどん参加することで自分の評価も比例して“上がってきてる”のを実感するんですよね。
そんなある時、その会の中では“最年少”と言われた役割が回ってきたんです。
僕は単純に“認められた結果”だと思っていたんですが、やはりそれを快く思わない人が居たみたいで。
当時の自分には勿体無いくらいの評価を貰いましたし、周りには段々と人が集まってくる環境になっていました。
そんな順風満帆と思われた青年部生活の中で、ある日突然自分に回ってきた“先輩のケツ拭き”という役回り。
急展開ですが、上手く立ち回れてなかった結果、責任のほとんどを自分が背負う事になったんです。
それからと言うもの、あからさまに周囲から向けられる視線が一気に変わりました。
僕は物凄く動揺しましたが、突然出席しなくなるのも変な話しになります。
でも、周囲の目は明らかにおかしい。
今までと違う。
話しかけても避けられる。
取り敢えずは出席だけして、周囲とは極力交流を持たない様に心がけ、ひっそりと例会をやり過ごす日が続きました。
今まで定期的に繁華街を歩いていた自分からすれば、180°の転換です。
でも、何だかそれが心地良かった。
僕が夜ご飯の担当を始めたのもこの頃なんです。
そんな日が3年近く過ぎた頃、昔から僕を可愛がってくれていた先輩が、会長職を受けたタイミングで僕に役職を付けくれたんです。
それまで周囲とは距離を置いていましたから、その役職も全うできるかは疑問です。
それでもこれまでの実績を元に声を掛けて下さった。
これは期待に応えるしかありません。
どうやって期待に応えようか。
そんな中で過去に学んだ本当に大切な事が“群れない生き方”だったんです。
元々はしっかりと組織の為に動いていたので、深い部分まで理解でいていたのが大きいと思います。
そして、不条理に外される人の気持ちも理解できます。
色んな経験を踏まえ、どれだけ組織が大きくても自分の時間をちゃんと取れてる事がどれだけ大切な事なのかと実感しました。
役職を頂いても最優先は家族ですし、会社です。
群れていればもっとチヤホヤされたと思います。
だけど、人と関わらない事で得られる時間こそ、自分や家族と係る時間になる様な気がします。