平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

これでも ”円安” ”インフレ” を国や日銀は歓迎するのでしょうか?

以前の記事では、『円安で儲かるのは海外に物を売ってる大企業だけだ』と指摘しましたが、

 

sic.hatenablog.com

 

今日は、正にそれを証明する記事が出てましたのでご紹介です。

news.yahoo.co.jp

理想としては、内需が拡大する事で中小企業までしっかりと利益を出し、雇用と賃金が拡大する事による段階的なインフレで、その際にも過度に円安が進まない事ではないでしょうか?

 

でも、『物価上昇率』ばかりに目が行ってる日銀の黒田総裁は、諸手を挙げて喜んだと言っても過言では無いほどの喜びよう。

 

その証拠が『家計は値上げを許容している』発言ですよね。

 

 

この発言は『撤回』に追い込まれましたが、批判に対して言葉だけ撤回しただけで、内心では撤回なんかしてないと思いますね。

 

 

 

これだけ円安が進み、海外から入ってくるものが高くなるリスクがあるのであれば、そろそろ国内での内製に、本気で取り組むチャンスでは?とも思います。

 

 

小麦などの穀物だって、日本で作ると高くなりますが、もうこれは価格に反映させるしかないと。

 

それでも、価格をある程度安定させるには、作付け面積の増加と安定的な収穫量です。

 

現実的にどの位の収穫量になれば価格は落ち着くのか、微増で済むのかなどの試算が必要なのかなと思います。

 

衣料に関してもそうですが、できるだけ内製に切り替えて、販売価格に転嫁するしか無いと思います。

 

 

でもこれは、これまで無かった産業を国内に作り出す事にもなりますし、しっかり儲かる仕組みができれば緩やかな物価上昇にも寄与します。

 

ユニクロだって、フリースを中心に1,000円の値上げを実施する事を発表しました。

 

これは、元々2,900円で売られていた事を考えると、実に35%近い値上げなんです。

 

これだと、日本国内で内製しても変わらないか、下手すると40%位の値上げで吸収できちゃうんじゃないかとすら思うんです。

 

 

海外の小麦を使ったうどん麺が1玉20円で売られていますが、国内で内製してこれが倍の40円になったところで『もう、うどんは喰えねぇ。。』とはならないハズです。

 

なんなら、これが正しい物価上昇であり、インフレの様な気がします。

 

誰か、専門家の方に検証してもらいたいなー