平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

税金と言う税金を減税して、国民を強くした方が良いんじゃないかな?

物価が上がってますねー。

 

 

最近のネットニュースの記事で、『買い物が終わって、大体3,500円くらいかな?と思ってたら5,000円近く掛かってた』というのがありました。

 

これは、決して "主婦の勘が鈍った” という内容では無く、日常的に消費している物の値段が上昇している事を如実に表したものです。

 

 

 

こんな時って、政府は "支援策” の旗の下に『給付金の支給』を検討しますが、『そんなのバラマキだ!!』と批判する反対派の意見の大半は『国の借金を増やして将来にツケを回すな!!』というものですよね。

 

 

僕も、中学生の頃に社会科の先生から『今、国民一人当たり300万円以上の借金を国から背負わされています。 それは、今生れたばかりのゼロ歳児も含めてです!』とドヤ顔されたのを鮮明に覚えてます。

 

 

純粋だった僕は、『既に借金を背負ってるんだ。。』とかなり深刻に受け止めていましたが、今になってそれが真っ赤なウソだったという事を実感してます。

 

 

 

その理由は、"日本は自国で通貨を発行できる” という事の "本当の意味” を理解したからです。

 

 

 

国債って、国が新たに紙幣を増刷したい時に発行するものですが、発行された国債の利息を目当てに誰かが買う事で、それと引き換えに紙幣は増刷されるという仕組みです。

 

 

本来であれば、出来るだけ利息を払わずに済むように国債を買い戻すべきなのでしょうが、その原資こそが税収です。

 

 

恐らく、『バラマキ反対!!』声高に唱える政治家のセンセイ方の頭の中のロジックは

 

①税収足りないから国債を発行→②誰かが買う(事を前提に)→③紙幣を刷る→④国民に投資(給付)→⑤(上手く行けば)税収増える→⑥利息払う→⑦残ったお金で国債買戻し→⑧国債発行総額減る=健全

 

を理想としていて、そう信じて止まないから『将来にツケが回る!』となるのでしょうね。

 

確かに、今の日本を見ると赤字国債の発行額がかなり増えていますので、『返さなきゃいけない借金が増えてる』様にも見えます。

 

 

 

でも、ちょっと待って欲しいんです。

 

 

 

そもそも、なぜ『無借金=健全』と思い込んでるのでしょうか?

 

 

 

会社経営でもそうですが、『借入総額=信用度』という考え方が基本です。

 

 

 

要は国債も同じで、国債が発行できる=円の信用が高い』という事なんです。

 

 

 

 

ではなぜ円の信用は高いのでしょうか?

 

 

それは、『日本は自国通貨を持っているから』という他になりません。

 

 

 

もちろん、市場にジャブジャブ円が流通しすぎてしまえば、その価値は暴落します。

 

 

 

しかし、国民が『生活が苦しい』と思っているという事は、これはイコールで『市場に出回ってる円が足りてない』という事と同じです。

 

 

 

なので、今やるべき事は大幅な減税をして、国民の可処分所得を増やす事です(減税は年金受給者にも直接的に影響が出るため)。

 

 

 

幅広く企業まで減税を行えば、企業は人材の雇用もできますし、給料も増やせます。

 

 

 

そうやって消費を促して市場にお金が戻って来た時に、もう一度税金について検討するくらいで丁度良いと思います。

 

 

 

 

今やるべき事その1:赤字国債を発行してでも給付金などで市場に円を流すが、ベーシックインカムを制度化して生活の基盤を安定させる。

 

今やるべき事その2:個人や企業に大幅な減税を実施し、国民の可処分所得を増やす。

 

そのうちやるべき事その1:市場にお金が回り過ぎて無いかを常にチェックする

 

そのうちやるべき事その2:お金が回り過ぎてたら増税を考える

 

 

たったこれだけで良いような気がします。

 

 

誰か、経済に詳しい方教えてください。