※記事投稿後に大手数社の代表が賃上げへの意欲を示してるとの記事がありましたので、追加で添付します。
『理屈じゃないんだよ』なんて事を言いますが、ニュース記事にある新浪さんのこの理屈はド正論だと思います。
今日の記事は ”賃上げ” に関するもので、ウチも賃上げを決断したばかりでしたので注視すべき内容だと思いました。
中小企業からすれば、仕入単価が上がってる中でもなかなか価格転嫁ができず、利益を圧迫しているというのが現状です。
これは社会全体の物価高を表している訳ですから、中小企業で働く社員さんは賃金が上がらない中での物価高にさらされてるという事ですよね。
これって手の付けようのない程の ”負のスパイラル” で、どっかの誰かが ”重要な決断” をしなければ一向に改善しません。
それは分かっていつつも、政府は企業に ”賃上げ要請” をするばかりで企業を苦しめる根本原因である ”物価高への抜本的な対策” は講じていませんよね。
そして、はたまた企業側も ”物価高” を理由に賃上げを行わず、”企業努力の限界” と半ば諦めムードが漂ってると。
こうやって ”諦め” や ”責任転嫁” が蔓延する事で人の気持ちを表す ”景気” が悪くなるんです。
じゃあ誰がその ”重要な決断” をすべきなのか。
ここで手を挙げられる人こそが ”真のリーダー” だと思います。
中小企業は体力に限界がありますし、情報発信力だってそれに比例して高くはありません。
そんな中で大企業の社長が ”経済のトリクルダウン理論” を用いて『先ずはウチがやります』と発言したことは本当に大きな事だと思います。
『過去最高益を達成したから賃上げする』は誰でも簡単にできます。
でも、そのタイミングでは無いにも関わらず『ウチからやります』って言うのは良いなと。
サントリーの社員も世の中では消費者の一人ですし、サントリーに原材料を卸す会社の社員も商品を運ぶロジスティクスの会社の社員ももちろん消費者です。
なので大企業からこのお金の流れを作ることはとても重要な役割を果たすと思うので、実現に期待したいと思います。
※追加記事