平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

これは難しい問題だと思う

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お父さんが黒人だそうです。

 

生徒は一時的に別室で隔離された上で、会場では卒業生が座っている席とは違う2階席へ案内されたそうですが、そんな対応をされれば途中で帰りたくなる気持ちは十分に分かりますよね。

 

 

ただ一点だけ。

 

 

僕が『完全に生徒側を擁護』とならない理由があって、それは ”学校側への事前相談” が無かったという事です。

 

 

 

予め相談していたら ”ダメ” となっていたかも知れませんが、保護者も含めた ”ルーツ” や ”文化” に対する認識を学校側と協議ができていれば、今年の卒業式には間に合わなかったとしても ”今後” に繋げる事はできた可能性が有りますよね。

 

 

いわゆる 『一石を投じる』 というやつです。

 

 

 

 

学校側も卒業式当日にそのヘアスタイルで来られて面食らったハズ。

 

 

 

どう対処して良いのかも相当悩んだと思います。

 

 

 

そんな時に芽生える感情は『ここで許したら悪しき前例を作る事になる』です。

 

 

 

コメンテーターや専門家の意見を読むと、『人権侵害』や『差別』という言葉が並びますが、当日の朝のタイミングでその髪型を見て直ぐに『このヘアスタイルを否定したら差別になる』と気付く人はそれこそ日頃からその分野に携わる専門家だけではないでしょうか?

 

 

 

LGBTQの件もしかり。  

 

今の時代は多くの多様性を認め合って受け入れる時代になってきています。

 

 

 

今からの時代だからこそ、『判断に迷った時の相談室』みたいな部門を学校だけでなく社会全体として共有する必要が出てきているのかも知れません。