平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

子供の頃に学びたかったなー

小学校の教科書に性的少数者LGBT)に関する記述が載るそうです。

news.yahoo.co.jp

昨日の記事でもたまたま人種や文化についての記事を書いたばかりですが、よくよく考えてみたら日本ではこの様な教育は行われていませんでしたよね。

 

 

 

日本は歴史的にも障害者を政治的に ”排除” してきた国民性でもあります。

 

 

その悪しき文化をずるずると引きずってる現状でいきなり『LGBTへの理解』なんて無理筋な面もある訳で、こうやって小学生の頃からしっかりと ”現実” を伝えていく事は大事だと思います。

 

 

 

僕の周囲にも自ら ”保守派” を掲げてる人が居るのですが、その方々の殆どがLGBTそのものを全否定しています。

 

理由として『悪用する奴の性犯罪が増える』というのをよく耳にしますが、僕としてはそれは表面上の理由であって、本心は『男は(女は)こうあるべき』という ”べき論” ありきの様な気がします。

 

 

 

『本来、日本の家庭はこうある ”べき”』

『性別は ”男” か ”女” しか存在しないのだから、同性婚は認めるべきではない』

 

 

という様に、”保守” =(イコール) ”愛国心” とする人ほどその傾向にあるような気がします。

 

 

 

『日本の教育がそうだった』と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、心と体の性別が一致せず苦しんできた方々や、障害がある事で社会から隔離されてきた方々の気持ちを考えると何ともいたたまれません。

 

 

日本は政治が宗教を利用して昭和天皇を ”神” とした国家神道を作り上げ、学校教育にて子供を洗脳することで戦争に駆り立てたという黒歴史を忘れてはいけないと思います。

 

 

これは事実であり、日本の教育はここを反省の出発点とするべきだと僕は思います。

 

 

 

 

 

しかし、人の心を覆す事はそう簡単では無い事もまた事実。

 

 

 

 

日本と言う国が、建設的な議論と対話で前進する事を願うばかりです。