平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

トヨタの不正に驚きは無いなー

ダイハツ工業に続き、親会社のトヨタ自動車でもデータ改ざんに関する不正が発覚しましたね。

news.yahoo.co.jp

この記事を見た時にどんな印象持たれました?

 

 

まぁ、世界のトップブランドが不正を犯したという事に驚きがあるのかも知れませんが、『まぁ、そんなもんだろうね』という受け止めが大半ではないのかなと思っています。

 

 

 

と言うのも、そもそも日本の ”安全基準” というのが独自過ぎるが故に、世界基準とも一致していない上に”無駄に厳しい” という状況になっているからです。

 

 

 

例えば住宅の耐震基準や断熱性能などでも言えますが、震災が発生すれば基準を見直すという後手後手感がありますし、断熱性能に関して言えば海外に比べると圧倒的に低い基準が設けられているのが現状です。

 

 

 

これはつまり、政治家が企業の方だけを向いて政治を行ってることが要因であり、ハウスメーカーやサッシメーカーが原価を抑えて製造できるようにしているだけで、消費者(要は国民)に向いていない事の証左だと思います。

 

 

 

僕は以前にも、『車検っていります?』という記事を書いた事がありますが、あの制度だって一見すると『ユーザーの安全に繋がる制度』の様にも捉えられますよね。

でも、安全性や強靭性を売りにしてる日本車であれば、本来ならそんな制度なんか設ける必要もありませんよね?

 

 

これも政治家が自動車業界の方を向いた政治をしてる結果だと思うんです。

 

 

 

 

結局の所、作る段階での安全基準と使用中における安全基準が全く別物であると。

 

 

 

 

 

これは僕個人の考えですが、次は日産が怪しいと思っています。

 

 

 

この考えは過去の日産とのトラブルからの個人的な恨みと思われるかもしれませんが、これはただの ”恨み” というよりは、クレームに対する日産という会社側の対応に大きな不信感を抱いたというのが根本です。

 

 

 

僕の経験からしてハッキリ言うと、日産にも ”隠ぺい体質” がガッツリと蔓延っています。

 

 

 

ウチの会社で購入したセレナとNV200では、エアバックに関する不具合が共通して発生していて、修理を依頼した販売店も『この年式の車の不具合はメチャクチャ多い』と自覚していますし、何なら日産側もそれに関する修理部品を潤沢に用意してるという有様です。

 

 

 

であるならば、本来ならリコールにすべきだとどれだけ指摘しても、自社の落ち度を絶対に認めないのが日産自動車です。

 

 

そして向こうの言い分は、『この作り方で国の審査基準をクリアしているから』です。

 

 

 

可笑しくないですか?

 

 

どの車だって新車を作る時には国に届け出てるはずです。

 

 

そしてOKを貰って製造すると。

 

 

その上で実車をもう一度検査をして、OKだったら製造すると。(今回はこの検査結果を改ざんするという不正です)

 

 

 

でも不具合は完全に排除できません。

 

 

 

だからこそ、そんな時に行うのがリコールでしょ??

 

 

 

日産はこれをやらない会社なんです。

 

 

 

 

 

僕は、そんな会社が『プロパイロット』という最先端の技術をどの自動車メーカーにも先駆けて開発し、世に送り込んでる事に恐怖を覚えます。

 

 

 

トヨタダイハツも共通してるのが、『工程管理の難しさ』からくる不正ですよね。

 

 

 

通常の車を生産して出荷するだけでも不正が起こっているのに、最新技術に不正が無いなんて先ず考えられないと僕は思います。

 

 

だって、そもそも基準を設ける国にとってもみても、何を基準として良いか分からない中で基準を作る訳ですから、その基準が正しいかどうかなんて誰にも分からないはず。

 

 

 

ハンドルを回すだけで配線が摩耗し続け、数年後には断線するという ”時限爆弾” を仕込める日産。

 

 

 

さあ、次はどんな事をやってくれるのでしょうか?

 

 

 

 

やっちゃう? 日産。