平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

先生と話をしてきました。

先日、四男の担任の先生の希望も有り保護者面談には僕が向かいました。

 

 

宿題をさせたい先生。 

 

宿題はしなくて良いと思ってる僕。

 

 

もちろん話はいわゆる ”平行線” で終わりましたが、先生の思いも理解できましたし僕の気持ちも少しは理解してくれたのではと思います。

 

 

 

結論から言うと、四男はその日の夜から宿題をしています。

 

 

そのきっかけは僕からの声掛けです。

 

 

 

先生との話の中で分かった事は、先生は ”毎日” 四男に声掛けをしてくれてるということと、今の日本の義務教育に疑問を持つ僕の考えにも理解を示してくれた事。

 

その上で

『宿題を子供に強制することはこれからもしませんが、先生が仰る事に反抗する形になってる事は彼の将来にとっても宜しくないと思いますので、その点については本人と話をします。』

と伝えました。

 

 

 

 

では、『宿題しなくても良い』と言ってる僕がどんな声掛けを行ったのかと言うと、

 

 

『今年の担任の先生は宿題に対して厳しく指導されてるんだよね? 先生から毎日声掛けしてるって聞いたよ。』

と話した上で

『今の僕は、先生が言ったことに対して反抗してる事になるの。 それは良くないよね。 先生から言われた事は素直に聞かないといけないよね。』

と伝えました。

 

 

 

僕も矛盾に大きな疑問を胸に抱きつつ、『今の学校教育がこうなんだから仕方ない』と半ば諦めに近い感情が湧きました。

 

 

 

 

 

話は変わりますがスウェーデンでは国を挙げて宿題を禁止し、その上で学力世界一になっています。

 

 

そして、日本の一部の学校でも宿題禁止の決断をしたところもあります。

 

 

 

 

 

世の中って昔とは随分と変わりました。

 

なぜ日本の教育は変わらないのでしょうか?

 

 

本当は変わらないといけない時期に来てるのではないでしょうか?

 

 

 

なのに変われない事で歪が起きているのではないでしょうか?

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先生が足りて無いんです。

 

 

 

もしかすると、僕みたいな親が先生を悩ませる原因の一つかも知れませんが、自分軸で考えると

『僕の考え方に悩むのは、日本の教育の考えが古いからじゃない?』

って思います。

 

 

詰め込んでみたり、ゆとり教育やってみたり、未だに宿題やらせたり、ブレブレのくせに古い考えだけには固執してるというのが今の日本教育だと思います。

 

 

 

先生の発言の中で疑問に感じたのが

『今の四男君の学力はかなり厳しいところまで落ちています。 今の内に自学で取り組む力を付けていないと、これから先苦労するのは本人なので。』

って。

 

 

えーーーっとですね。 先生はなぜ ”他力本願” なの?

 

 

 

要は、自学で取り組む力を付けないと学力は落ちますよと。

 

 

学力落とさず中学校に進学させるのが先生の仕事ですよね?

 

 

なのに何故 ”学力を落とさない” 事の前提が ”自学” なんでしょうか??

 

 

 

僕は先生に言いました。

『宿題はブラック企業の代名詞でもあるサービス残業と同じだと思っています。』

そして、

『義務教育を受けた後に社会に出て役に立ってるのは、算数の足し算、引き算、掛け算、割り算だけです。』 

『後は組織の中での自分の立ち位置や、役割を理解するのには大いに役立ちました』

と。

 

 

結局、足し算や引き算くらいしか役に立たない教育を ”義務” とし、古い法律や慣習で縛り付けてるだけじゃないでしょうか?

 

 

 

”自主的に取り組む力” って響きが良く、これを聞くと殆どの人が『まぁ、それは大事だよね』ってなります。

 

 

でも、それを養う力が宿題なの?っていう疑問です。

 

 

 

結局のところ、人間って好きな事やらせれば伸びるし、失敗して痛い目みれば努力するもんです。

 

なので ”自主的に取り組む” 事を強要する必要なんてないんですよ。

 

 

 

もう一回、立ち止まって新たな取り組みも受け入れる時が来てると思います。