平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

まるでドナドナ

ついに。。

 

 

今日。。

 

 

デリカを手放しました。

 

 

 

 

 

 

 

良く晴れた青空に、デリカが映えます。

 

 

これだけ綺麗に映ってくれると、しっかり手入れしてきた甲斐があるというものです。

 

 

 

 

 

 

運送業者さんが、キッチリ黄色い線に沿って誘導します。

 

 

 

 

 

 

ちょっとだけ、デリカが寂しそうな顔をしている様に見えるのは僕だけでしょうか。

 

 

 

 

『素敵なオーナーさんに、可愛がってもらうんだよ。。』

 

 

僕は心の中で、そう呟きました。

 

 

 

 

 

デリカを迎えて2年4か月。

 

 

 

納車当日に熊本まで小旅行に行ったのは良い思い出です。

 

 

 

 

モデルチェンジ直後という事も有り、購入後はちょこちょこと不具合もありましたが、最新の8速4気筒のクリーンディーゼルターボエンジンは本当に最高な走りで、4WDオートモードで山道を駆け上がっても平均燃費は驚異の13.6㎞/ℓ。

 

高速の大分道と言えば長~い上り下りが有名ですが、ディーゼル特有の太いトルクと8速ATの細かなギアチェンジでスイスイと走ってくれ、燃費はなんと20.0㎞/ℓに迫る勢いでした。

 

 

 

実は、個人的に新車を購入したのはデリカが初めてで、それまではグレードや状態の良い中古車ばかりを購入していました。

 

 

そんな僕がデリカを新車で購入した理由は、単純に資産形成が目的です。

 

 

 

クリーンディーゼルを搭載するデリカは、今後規制が厳しくなる程希少価値が高まる車であると見込み、尚且つ根強いファンがいることも強みだと考えました。

 

 

予定より早く売却に至ったのも、資産と言う考え方からです。

 

 

数か月、いや、数日で社会情勢は変わります。

 

 

想定よりも高い査定額が提示された理由に、昨今の情勢が関与していた事は間違いありません。

 

 

という事は、今が一番高いんです。

 

 

もちろん、新車登録から日が短い方が良いというのもありますが、今回の査定額を上回る可能性は皆無に等しいと読んでるんです。

 

 

それは、プレミアが付くような高級外車はそもそも玉数が少ないからプレミアが付く訳で、デリカの様な大衆車の域を超えない車輌は、いつかは変わりが出てきます。

 

 

 

なので、寂しいですが、身売りです。

 

 

 

 

新オーナーさんのカーライフが楽しいものになる様に、デリカをエンジョイしてくれたらと思います。

 

 

 

 

デリカよ、さらば。

 

 

 

 

そして、ありがと!