平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

割りとマジで、高校までは早急に義務教育化した方が良いと思ってる。

いやー、大寒らしい寒さですねー。

オミクロン株が大流行していますが、出来る限りの予防対策を個人でやっていくしかないですね。

 

最近、年が明けてから変な感覚に見舞われてまして、一か月が過ぎるのは凄く早く感じるのに、一週間が凄く長く感じます。

 

恐らく、年明けてから2週間が4日出勤だった事が原因でしょうね。

 

明日まで気を引き締めて行こうと思います。

 

 

さて、今回のテーマは『高校まで義務教育で良いんじゃないの?』という内容です。

つい最近もこれ関係で記事を書いたのですが、テーマにはしていなかった事で探すの面倒なので、記事の貼り付けは割愛します。

 

 

そんな中、今日はこんなネットニュースの記事を見つけました。

news.yahoo.co.jp

この記事の最後には

この不幸の連鎖を断ち切ることは容易ではありません。生まれた環境ですべてが左右されない社会の実現に向けたハードルは、あまりにも高いものがあります。

と締めてありますが、内容を読めば読む程『高校の義務教育化』を提言して締めて頂きたかったなーと。 そこは残念。。

 

では何故、高学歴の親の子供まで、収入が影響するのか、そこを深堀しない事には意味が無い気がするので僕なりにやってみますが、ちょっと記事を読んでみますと

また前出の厚生労働省の調査によると、最終学歴が高校の場合の基本給月額は平均27万4,000円。それに対して大卒の場合は、36万2,900円。毎月9万円程度の差が生じています。さらに賞与を加えた年収では、高卒の場合は395万6,000円に対して、大卒の場合は558万2,000円。その差、150万円以上。月収以上の差がついてしまいます。

とあり、その手前には理由として

父、母別に最終学歴ごとの貧困率をみていくと、母親の最終学歴が「大学またはそれ以上の場合」は4.6%、それに対して「高校卒」の場合は19.7%、「中学卒」の場合は40.6%。父親の最終学歴が「大学またはそれ以上の場合」は5.3%、「高校卒」の場合は14.1%、「中学卒」の場合は33.3%でした。親が高卒か、それとも大卒以上かで、貧困率に3倍以上の差が生じています。

とあります。

要は、父親も母親も大学を出ている場合は貧困率が低く、中卒の場合はその逆であるというデータです。

 

であるならば、

生まれた環境ですべてが左右されない社会の実現に向けたハードルは、あまりにも高いものがあります。

などと諦めるのではなく、皆を高卒にしちゃえば良いのにってなりません?

これ以上にシンプルな解は存在しないくらい、シンプルだと思います。

 

また、母親が高卒の場合の貧困率は20%弱とあり、男性の高卒よりも5%近く高くなるのであれば、女性への教育機会を増やす事を提言すべきでしょうし、教育の質にもこだわっていく必要があると思います。

 

 

大学では専門教育に特化し、IT、土木建築、医療、介護、製造、飲食、経営などの様々なプロフェッショナルを育成(大学で専攻した学科以外の仕事には就かない位に)する事に注力すれば良いと思いますし、その中には『政治家育成コース』があっても良いと思っています(これはまた、後の機会に記事にするかも)。

 

 

今の日本は、小学校1年生から成績に順位が付き、高校受験のタイミングで、その先の人生がほぼほぼ決まると言っても過言では無い社会です。

 

そして、中学を卒業してすぐに働き始めた人達によって支えられてきました。

 

労働人口を出来る限り早い段階で増やし、納税する人を増やす事で学力優秀者が勉強する時間を確保してきたのです。

 

これでは限界がありますし、既にその限界が来ているのが現在ではないでしょうか。

 

大学までのハードルが下がれば、一時的に労働人口は激減するでしょう。

 

しかし、高い専門性を身に着けた人は、社会に出れば取り戻すどころか、それ以上の生産性を出してくれるはずです。

 

何故なら、収入が高い=生産性が高い というロジックは不変だからです。

 

生産性が高い人は、それだけ良質の物やサービスをいち早く市場にリリースできます。

その事により、より高い売り上げや利益を確保できるから、自ずと収入も高くなる。

 

もちろん、スポーツや音楽、演劇などの文化的な部分に関しても、専門の大学があって良いと思いますし、早くプロとして活躍できる人は、高卒で契約すれば良いだけの事です。

 

高校⇒大学 のタイミングをより多い選択肢から選ばせるべきで、だからこそ高校までを義務教育化するべきだと思います。

 

15歳や18歳って、まだまだ未熟だと思いませんか?

 

人生80年となった今、その1/4位は学ぶ時間に充てても良いんじゃないかなー。