平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

かもしれない運転を心掛けましょう

日常が戻りつつあります。

 

お隣りの北九州市では、新たにクラスターが発生したとのニュースもありますが、大分県内での新規発生は確認されていないため、予定通りの再開です。

 

賑やかさが戻ってきた事は凄く良い事ですが、交通渋滞の発生に関連するイライラには気を付けないといけません。

 

僕も毎朝の通勤では通学路を経由していきますので、子供たちの突然の行動変更にも気を配り、歩行者最優先を心がけていますが、特に気を付けないといけないのが信号機の無い横断歩道です。

これからは児童に限らず、大人も通勤が活発になりますが、晴れた日になると朝から日傘をさして歩いている方をよく見かける様になります。

 

そんな時にもっとも心掛けている事は、免許取得時に教官から教わった心構えとして、「だろう運転では無く、かも知れない運転を心掛ける」という事です。

 

”来ないだろう”ではなく、”来るかも知れない”と思って運転するようにという事でした。

 

僕もこれを免許取得から常に心掛けていますが、お陰様で無事故歴がもうすぐ20年になります。

 

そして、自分なりに心掛けている事が、”来るだろう”と、来ることを前提にしています。

 

日傘で顔が見えない人が信号の無い横断歩道の付近にいれば、”来るだろう”という事で減速して歩行者を注視したり、交差点に差し掛かる時にはこちらが優先であっても、停車しない車が”来るだろう”と考える様にしています。

 

殆どのケースで歩行者が横断しなかったり、車が来なかったりしますが、それを常に心がける事で万が一を何度も免れてきました。

 

つい先日も、信号のある交差点での事。

交差点の随分手前で青になり、前を走る車が数台通過した後、僕も交差点に進入しました。

前方の車とは車間距離が40mほどあったので、念のために左右の確認を少しだけしたところ、赤信号であるはずの右から軽トラックが交差点に進入してくるではありませんか!!

 

交差点まで残り25m、相手の想定速度40㎞。

 

慌てて警笛を鳴らしながらハンドルを左に切りつつ、信号停車している左の車に衝突しない距離のギリギリでブレーキを踏みました。

 

僕の警笛に驚いた軽トラックも慌てて急ブレーキを掛けた為、衝突する手前20㎝でお互いに停車する事ができました。

 

相手のドライバーは高齢者マーク保持者。

 

顔面蒼白といった感じで交差点から後退して事なきを得ました。

 

青信号だからと言って、絶対に油断はしてはいけない事を改めて思い知らされました。

 

来るかも知れない以上に、来るだろうという心掛けが本当に大切なんだと思います。