平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

テレワークは子供に見習え!?

コロナ禍って、本当に色んな事に影響を与えましたよねーー

 

これまで当たり前と思っていた事が盡く覆されていますよね。

 

これまで、大企業は月額何百万円もの家賃を支払ってオフィスを借り、そのオフィスに何百万人もの人々が通勤するのが世の中の”常識“でした。

 

これは、人の心理にあるとされる組織への帰属意識にとっては、大切な面を持っていたという記事を読んだ記憶があります。

帰属意識とは、どうやら組織に属している事への安心感を指すようですが、その理由というのは頑張ってる"姿"を人に見てもらう事で評価を得ていた時代であったとも言えます。

 

しかし、評価の基準が本当の意味での成果を求め始めた昨今では"姿"ではなく、"結果"が求められる傾向にあります。

 

今回のコロナ禍による社会現象として挙げられる一つがテレワークではないでしょうか?

 

実践した企業からは、本当に様々な声が上げられていました。

 

賛否両論です。

 

ただ、企業側からすると、 これまで固定費の大部分を占めていた家賃の支払いが無くなる可能性は、放って置けないというのが本音でしょう。

 

そうなると、いよいよテレワーク化が本格化し、会っていないメンバーとのチームワークが求められる事になりかねません。

 

『会えなくて辛い』

『コミュニケーションが取りづらい』

『違和感を感じる』

 

そう言ってる人達は、間違いなく置いていかれるでしょう。

 

 

それは何故か。

 

子供達が、ネット回線で友達とボイチャ(ボイスチャット)で繋がって、十分なコミュニケーションを取っているから。です。

 

子供達も、もちろん会う事が前提の社会で生きてきました。

でも、情勢が変わった途端に、臨機応変にゲームという空間で、ボイチャで繋がる事を証明してくれました。

 

いわゆる画面と音声の共有です。

 

これって、テレワークと同じだと思います。

 

子供達は、ゲームの世界で繋がりを強めるだけではなく、そのままリアルでも強い繋がりを構築しています。

 

その証拠に、学年を超えた繋がりがあります。

 

ゲームの中はどうやら無礼講の様で、年上を呼び捨てやあだ名で呼んでいます。

 

僕が心配して、『〇〇くんって年上やろ!?呼び捨てダメやろ!!』と言うと、

『ゲームの中ではOK。学校ではちゃんと君付けで呼んでるよ』と。

 

なるほど。

 

ちゃんとルールがあるんです。

 

子供と大人の社会は勿論違います。

 

でも、新たな常識が生まれようとしている今、新たなルール作りが必要だと痛感しました。