昨今、日本人の仕事に対する考え方に変化が現れているけど、僕自身は総じて良い事だと思っています。
というのも、これまでの年功序列・終身雇用という働き方自体が ‟永遠不滅” と思われていたものが、‟そもそもそんなのってあり得ないよね” という考え方にシフトしていき、その流れからも働き方改革なるものが国を挙げて推進しようとしているのも寄与していると思います。
でも、未だに『若い奴は仕事が長続きしない』とか『会議が短いので本気度が伺えない』というように、『〇〇だから〇〇だ』というように、これまでの尺度を当てはめちゃう人って結構いるんですよね。
なんでもっと、『こういう〇〇もあるんだね~』くらいの柔軟な受け入れができないのでしょうか。。
時代と共に生まれる ‟〇〇長者” が、永遠に不滅かと言えば決してそうではありません。
SICが運営するB型スバルに関しても、よく言われるのが『B型なのにこんな事までやるんですか?』というご意見です。
何でB型は箱折だけしかやらないと決めつけてしまっているのでしょうか?
僕の場合、もし、B型事業所の100%が箱折していたとしても、ウチが他の事業をやってその比率を99.99%下げようと考えます。
他がどれだけ『福祉事業なんだから』と言っても、『だから何?』となります。
福祉事業所なんだからこうでなければならないなんて一つもない。
唯一あるとすれば、総合支援法で運営されているのですからそこは絶対です。
でも、その総合支援法ですら法改正が必ずあります。
という事は、ある程度の柔軟性が求められる訳で、結局のところは100%なんてそもそもあり得ないという事です。
なのに、自分自身の経験や考えを主としてる人が余りにも多い様な気がします。
上からモノを言っちゃう人っていますよね。
自分の方が年齢が上だったり、経験年数が長かったり、所得が多かったり。
何かしら優位的な立場にある場合、その事が背景となって横柄な口の利き方をする人っていますよね。
その人は至極真っ当な事を言ってるつもりでしょう。
恐らく、いくつかは正解です。
でも、そもそもその人が歩んできた人生のみで正解なんて見出せる訳がないのに、その人の背景も知らずに『アドバイス』しちゃうんです。
その事で、どれだけの人が嫌な思いしてるのか考えて欲しいですね。