平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

人の不幸の上に自分の幸福を築いてはいけない

まぁ、自動車業界っていまだにこんなことやってるんでしょうね。

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製造業であれば、原価率が気になるのも分かります。

 

 

だって、同じものを同じ金額で売るにしても、原価さえ下がれば利益率は上がるんですから、最も簡単で手っ取り早いやり方である事は間違いないと。

 

 

 

でも、自分たちの利益を最大限に確保することを目的に、下請けさん達に圧力をかけるってやっぱり邪道だと思いますね。

 

 

どれだけ優れた技術を世の中に提供してるとしても、それは誰かの苦しみの先に提供された物だと思うと、乗ってる側も気持ちの良いものではないはず。

 

 

 

 

前の記事にも書きましたが、やっぱり ”悪意” が有ったのか、無かったのかは重要だと思います。

 

 

 

人生って、そんな綺麗に生きてなんかいられませんから。

 

 

 

であるが故に、『人の不幸の上に自分の幸福を築いていないか?』を常に自分に問い続けなければいけないと思います。

 

 

 

 

経営が苦しい時こそ、経営者としての本質が問われると思います。

 

 

 

僕も、スバルを立ち上げて直ぐで経営がめちゃめちゃ苦しい時期に、頭をよぎりましたよ。

『今の仕組みなら不正請求やる人いるよな。。』って。

 

 

だって、簡単にできちゃうんです。

 

 

 

 

それをやっちゃうのか、それとも踏みとどまるのか。

 

 

 

この選択はその後に人生にとっても大きな影響をもたらすと思います。