また今日も、高齢者ドライバーのアクセルとブレーキの踏み間違えによる死亡事故が発生したようです。
いつも通りに朝起きて、いつも通りに身支度をして、いつも通りに家を出たはずなのに、それを最後に帰らぬ人になるって、意外と身近で起きてるんですよね。
その人にとって、その日が人生最後の日になるとは誰にも分かりません。
突然奪われる命。
残された家族。
突然閉ざされる未来。
交通事故に限らず、世の中で起こっている戦争や紛争もそうですし、災害もしかり。
そんな世にあって、先人から学ぶこと。
それが『臨終只今の正念』という言葉です。
これは、ザックリいうと『いつ何があっても悔いの無いように、日々を生きなさい』という事だそうです。
捉え方によっては生きる事自体が息苦しくもなりますが、生れた以上はいつかは死ぬという事。
そして、それはいつの時代でもいつ訪れるか誰にも分からないという事。
それでも明日を迎えられる様に、今日を精一杯生きる。
これに尽きるのかもしれません。