平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

急がば回れ

結局のところ、遠回りが一番の近道という事なのかも知れません。

 

 

 

 

小4から始めたサッカーも、とにかく自主練しないと練習日だけでは全然成長しなかったんです。

 

 

その頃は、“上手くなりたい”というより、“どうやって蹴れば上手くいくのか?”という探究心しか無かったと思います。

 

 

 

何十回も何百回蹴っても上手くいかない。

 

 

同じミスを何度も繰り返しては挫折して。

 

疲れたところでその日の練習を終える。

 

 

 

それを何度も繰り返すウチに、『やっぱり自分には才能が無いんだ。。』と、他人より特別に優れたものがない事を実感しつつも、たまーーに出るナイスキックを求めてひたすら蹴り続ける毎日が続きます。

 

 

 

ところが、ある日を境に突然蹴れるように。

 

 

 

これは経験のある人もいると思いますが、何故かある日を境に今までできなかった事が突然出来るようになる、あの現象です。

 

 

 

 

自分では完全に『?』です。

 

 

今まで散々練習して蹴れなかったのに。

 

 

 

 

僕の中にはこんな感情が芽生えます。

 

 

 

『え? もしかして僕って天才?』

 

 

 

 

結論は違います笑

 

 

 

これって、やった事がある人だけが体験できる領域だと思いますが、僕の場合は受験勉強という人生初の難関に立ち向かったことで、自分の特性に気付く事ができました。

 

 

何度反復をしても成績が上がらないを嘆き、また最初からを繰り返す日々。

 

 

 

 

『これじゃ試験に間に合わない。。』

 

 

 

それでも学校とは別に毎日7時間の受験勉強を繰り返した2ヶ月後、これまた突如として学習スピードが飛躍したのです。

 

 

 

そしてこの経験を元に得た自分なりの考えが

 

 

『色々考えんで、取り敢えずコツコツとやろう』です。

 

 

 

塾に行かなかった事で基本は自主学習が主体になった事で、サッカーも勉強も自分には自主練が合ってると実感しました。

 

 

 

しかし、これってめちゃくちゃ時間がかかるんですよね。

 

 

 

人様の経験をレッスンを通じて頂戴する事も、最短で距離を縮めるには必要な要素かも知れませんが、それは単純に自分には合わないと。

 

 

 

 

とにかく、失敗を積み上げる以外には身体に染み込ませられない特性なんですよね。

 

 

 

面倒と言えば面倒な特性ですが、これはこれで身につくのでなかなか抜けないというメリットもあります。

 

 

 

そしてもう一つ。

 

 

 

応用が効くという、最大のメリットがあるんです。

 

 

 

実は、上手くいくいかないってかなり紙一重な部分があります。

 

 

 

なので、上手くいかない自分の一部を工夫して上手く行く方へ応用すれば、周囲から一目を置かれる程の技術を得る事ができるんです。

 

 

 

人に習わないという、一見すると遠回りにも思えますが、“自分なりの”を見つける為には最短なのかも知れません。