以前から何度かブログに書きましたが、僕はどうしても ”ボランティア頼み” の企画や事業が理解できません。
その最たる理由と言えるのがこの結果です。
記事によると、これまでは起業からの助成金やボランティアに頼っていたため、『経済的な不安はこれまで無かった。』
って。。
これね、一番やっちゃダメなヤツです。。
だって、そもそもですけど ”いずれにせよ、その内は” そのコットンを ”収益化” しないといけないんですよね??
なのに、初めから助成金やボランティアに依存するって事は、一番最初から一番大事な事を考えていないという事なんです。
これが将来的にも収益化を目的としていなかったり、事業として『承継するつもりはない』なら分かります。
『助成金が切れれば終わり』
『ボランティアが集まらなくなったら終わり』
なら理解できます。
でもね、”事業化” を目指すのであれば、それはもう ”経営者” にならないといけないんです。
経営者になるには、色んな要素が必要になると思います。
でも、全てを持ち合わせてる人なんてまずいませんから、足りない部分を協力者に報酬を支払って力を貸して貰うんです。
それなのに、ボランティアに頼ってしまってはこの大事な ”報酬を支払う” って事が欠如しちゃうんですよね。
その事の重大さに、この記事に書かれてる主宰者の方は気付いていないと。
この事業は、最悪な場合 ”人様に迷惑をかけて終わり” になりかねません。
この方はご自身の ”熱い思い” を語る事には長けているようですが、経営はそれで成り立つほど甘くないんです。(熱く語れるのも重要な要素ではありますが)
もしかすると苦手なのかもしれませんが、ご自身の頭の中の物を全て捻り出して事業計画書を作成することをお勧めします。
いや、おすすめというよりは、寧ろ必ず自分でやるべきです。
それを避けたいなら今のうちに辞めないと。
想いは分かります。
食品以外
空き耕作地
こういうキーワードを頭の中でグルグル回した結果、出した答えが
だと。
これが良いとか悪いとかは無いと思います。
ただ、経営者目線で考えないといけない ”良い” ”悪い” とは、
ちゃんと事業化できるのか?
協力者に適正な報酬を支払えるのか?
お客様を幸せにできるのか?
社会を少しでも良くできるのか?
最後に自分は幸せになれるのか?
最後の最後には、自分自身の幸福感が大事だと思います。
その幸福感がどこにあるのか、どこに設定するのかは個人で考えれば良いだけ。
とは言えもう動き出してることですから、取り敢えずできる事と言えば『何故在庫が積み上がってしまったのか?』を考え抜くしかないのでは?。。