平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

ボランティアに思う事

ボランティア嫌いで有名な僕ですが、今年も別府~行橋100㎞ウオークのボランティアに行ってきました。

 

 

 

今回で6回目の参加ですが、運営側の人間としてはまだまだあまちゃんです。

 

 

 

夜中の3時に起きて準備をして朝の7時までの約3時間参加したのですが、夜明け前の漆黒の時間帯は予想より寒いし、夜が明けたかと思えば今度は雨が降り出してしまい、時間帯としてはかなりの外れクジです。

 

 

 

ただ、今回はコース最後の信号機付き横断歩道の前が定位置だった事で、ゴール直前の参加者と話をできたのは楽しかったなー。

 

 

 

もうね、みんなボロボロなんです(笑)

 

 

 

ゴールも直前のラストスパート。

 

 

 

このまま気持ちよくテープを切りたい欲求が最高潮であるにも関わらず、僕は無慈悲にも赤信号であることを理由に参加者をせき止めるのが役割です。

 

 

 

『はーい。ここで最後の休憩でーす。』なんて言いながら参加者の脚を止める度に、止められた方からは『ここでの休憩いらんわー』などと返されます。

 

 

 

 

そんな会話をしながら『どうせなら少しでも楽しもう』とは思っていますが、やっぱりボランティアって解せないと思うんですよ。

 

 

 

 

主宰者側からは、毎回の様に

『この大会はボランティアの皆様のお陰で成り立ってます!!』

なんて言われてますが、僕からすれば

 

 

『10,000円も参加費取ってるのにボランティアが居ないとそもそも運営が成り立たないってどうなのよ』

 

って思います。

 

 

 

無給の人材を確保しないと成立しない。 

 

 

 

僕はそれを ”成立” と呼びませんし、経営面としては ”無能” だと思います。

 

 

 

『終わったら飲みに連れて行っちゃんわー!!』なんてドヤ顔で豪語されても、そもそも行きたくないというのが本音です。

 

 

 

昨年なんかは立場もあった事で、『飲み』どころか『表彰パーティー』に呼ばれる始末。。

 

 

 

 

もうね、好きにやってもらって構わないので、巻き込むのだけはほんとに止めて欲しい。。

 

 

 

 

やりたい方々からすれば、達成感でしかないでしょう。

 

 

 

 

でも、僕個人的には毎年『またこの季節が来てしまった。。』という感じです。

 

 

 

 

恐らく、来年も参加すると思います。

 

 

 

だって、毎年ボランティアの参加者が減ってますからね。

 

 

 

『誰かがやらなきゃ』

 

 

 

 

僕からすると、ボランティアってそんな気持ちを搾取する道具にしか見えないんですよねー。