今、報道ステーション見てる時にバイデン次期アメリカ大統領が、主要役職に女性を登用すると言うニュースがありました。
ニュースになるという事は、それだけ異例に近い登用数だった事は理解できます。
そして、街頭インタビューでは女性が意見を求められていましたが、中には『別に優遇して欲しいのではなく、平等に扱って欲しい』という意見も。
平等って、凄く難しい課題だとつくづく思います。
と言うのも、女性には生理や妊娠、出産という様に、男性とはそもそも異なるイベントが沢山あり、それが男性とは平等な土俵に立てない原因になってるからです。
女性が居ないと世の中は絶対に成り立ちません。
であるならば、本当の意味で平等な立場での競争を生む事も含めて、働く女性に助成金を出すべきだとも思います。
障害者を雇用する事に助成金が出る様に、働く女性の雇用にも助成金が出た方が良い様な気がします。
その助成金は雇用云々ではなく、中学や高校、大学を出たタイミングで働き始めたら出すものです。
僕が助成金が必要と思う理由は、平等というキーワードを掘り下げたからに他なりません。
僕も、出来るだけ家事や子育てに参加したい。
でも、本当に仕事が忙しく、その上で経営者として考えないといけない事も多い。
そうなると、妻の負担は間違いなく増える事になり、それを申し訳なく思うと言う循環です。
妻が仕事を減らせるとしたら、それは収入が安定した時だと思います。
その上で肝心な事が、男も家事や子育てをするのが当たり前という文化を早く醸成する事。
今は大前提に、男が率先するというのがそもそも無いのが問題なんです。
大前提は、男も家事や子育てをするのが当然で、それが叶わない場合に女性が仕事を削ると。
そして、それに対して助成金を出す。
本当は逆も然り。
男が家事や育児をすれば、会社ではなく国が支えれば良いんです。
国が生活を保証してくれるなら、安心して家事や子育てに参加できます。
話は変わりますが、何でオジサンの中には若者を馬鹿にする人が居るのでしょうか?
これからのあなた達の生活を守るのは、今の若者なのに、何故か説教垂れたり、敬えと言ってきます。
確かに、オジサン達も高齢者を支えた過去があると思いますが、そもそも分母が違いますよね。
なのに若者を馬鹿にしながら甘えるって虫が良すぎます。
もう、男が稼いで女性が家を守る時代は終わってます。
という事は、女性が女性独自のイベントを理由に仕事が出来なかったりするリスクを経済的に無くさなきゃ。
女性が抜けてしまうリスクを会社が気にしなくて良い様になれば、もう少し女性の登用が増えると思います。
ただ単に目標数値みたいなものを設定して、『何人登用しなさい。』というのは、逆に不平等ですよね。
全然、実力主義じゃないですよね。
僕も、本当の平等をこれからも模索してみたいと思います。