SICでは障害者雇用をしていたり、障害福祉サービス事業を展開している関係で、二つの補助金と給付金に申請を出していました。
一つが、特定求職者雇用開発助成金(以下:特開金)で
もう一つが、新型コロナウイルス感染症対策支援金(以下:支援金)
です。
結論から言うと、当初聞いていた時期を過ぎた今でも、支給を受けられていません。
その総額は70万円以上に上ります。
特開金の第一回目が受けられなかった理由は、以前のブログにも書きましたが、こちらが雇用の条件に ”トライアル雇用” を付けた為に、提出が必要だった計画書を提出していなかったことに起因します。
ただ、トライアル雇用を勧めてきたのはハ○ーワークの担当者で、その人からは『計画書の提出が必要になる』という案内はありませんでした。
その為、
僕が『計画書の提出が必要という事自体を知らなかったんだけど』
と助成金担当者に伝えた所、
その担当者からは『制度を知らないのに利用したそちらに問題がある』
と言われ、突っぱねられたのです。
僕からすると、『そんな計画書の提出とか言うなら、トライアル雇用やらない』となる訳でして、その判断材料が貰えなかった事にも憤りを感じました。
内容を労働局に確認したところ、
『第二期には該当する可能性があるけど、第一期は諦めてくれ』と。
結局は約40万円の助成金は受給できず。
正直、当てにしてました。
そして今回の支援金。
今年の1月27日に申請し終え、後は審査を待つだけ。
これまでの経験上、助成金や補助金の入金は、申請から大体4週間後が”一般的”というのが僕の中にあったので、2月末を想定していました。
それでも、一応念のためにと2月22日に担当窓口へ電話を掛け、入金の段取りを確認することに。
電話に出てくれた担当者からも『第四週が目安』との回答が得られたので、週末を待つことにしたのです。
しかし、待てど暮らせど一向に入金がありません。
業を煮やした僕は今日、もう一度窓口に問い合わせる事に。
すると、今日の担当者は前回の担当者とは違い、事業所名などを聞いてきます。
これは明らかに ”個別に調べてくれている” という事なので、正確な日程が聞けることを期待しました。
そこで判明したのは、『まだ審査中で、入金は早くても3月中旬で遅ければ下旬になる』と。
『いやいや、返事は曖昧やし、予定が倍も違うと計画狂うやん(笑)!!』
もうね、笑うしかありませんよ。。
これは、行政職員が日頃から ”来た仕事をやってる” というスタンスの証左だと思います。
自分から仕事を取りに行く事に慣れていないので、待つしかないのですね。
とにかく、行政絡みは正確な情報が(こちらから聞かないと)一切提供されません。(待っているのがスタンスなので、聞かれないと答えないですよね)
もちろん、それを前提にしないといけないとは思うんですけど、聞いていた情報が変わってくるのだけは本当にやめて欲しい。。
ウチみたいな小さな会社の70万円って、かなり痛手です。
『払ってあげてる』みたいな考え方なんでしょうか?
『ちょっと、申請が立て込んでいて審査が間に合わない』って言いますけど、その審査って合理的に行われてるんでしょうか?
これまでの補助金や給付金と違って、支援金は申請が立て込むのは容易に想定できますよね??
だって、対象事業所がいくつあるのか予め分かるんですもの。
ウチの会社で、直ぐに現金化できる資産なんてありませんので、最後は銀行さんに相談です。
支援金。。
その響きが、より一層虚しく聞こえます。