『起業したいけど、何から手を付ければ良いのか分からない。』
セミナーで講師をさせて貰ってると、こんな声をよく耳にします。
そして、その声の持ち主に共通するもう一つのキーワード。
それが
『そもそも何の会社をすれば良いか分からない。』
というもの。
そりゃあ、何の会社を始めるかが決まっていなければ、何をすれば良いのか分かるはずもありませんよね。
そこで ”ブラッシュアップ専門” の僕が登場するのですが、そこでは
①生い立ち
②過去の職業経験
③人生のピーク
④人生のどん底
⑤”起業” が選択肢になったきっかけ
⑥その事業で誰のどんな課題を解決に導けるのか
⑦どうやってマネタイズするの?
などをどんどん深堀していきます。
大抵の場合はこれを繰り返していく事で頭の中が整理されたり、新たな動機に気付く事ができます。
この作業が結果的にどんな成果を生むのかと言うと、
①もっと事業の事を深堀して考えないといけない事に気付く。
又はその逆で、ビジネスモデルとしてはある程度現実に近づいてる事に気付く。
②『どうしてもやりたい!』という程の動機が無いことを実感する。
又はその逆で、課題解決に向けた強い使命感を改めて実感する。
と言う様に、ここで ”やめちゃう人” と ”始める人” がはっきりすることになります。
僕の体感的には7:3または8:2と言ったところでしょうか。
やめちゃう人が殆どですが、ここでやりたい事がはっきりした人は作業のスピードが格段にあがります。
そんな方に対して、初期の段階で僕が必ず行うアドバイスが
『大きな声をどんどん出してください!』という事です。
なんなら、『牛喰い絶叫大会で叫んできてください』と。
経営者って、声の大きさが本当に大事なんです。
『ウチの会社はこれができます! だから仕事下さい!!』
これをどれだけ大きな声で、どれだけ多くの人に届けられるかが勝負なんです。
まだ未確定要素が多い段階でも全然良いんです。
課題があるなら、その課題を大きな声で叫んで助けてくれる人を探せばいい。
『ありがとう!』も『困りました!!』も声が大きい人が勝ちます。
なんなら、『起業したい!!』の声も大きければ大きいほど助けてくれる人は増えます。
声が大きい。
これ結構大事です。