良い事があれば悪い事もある。
良い時があれば悪い時もある。
それはサラリーマンだろうがプロスポーツ選手だろうが同じ事。
今はなかなか表立って行動することがはばかれてしまう状況ですが、表立てないなら裏でコソコソするのも良いかも知れません。
最近見たネットニュースの記事では、この時期にキャンプ場が大盛況との見出しと共に、ギュウギュウに張られたテントの様子が映っていました。
キャンプ場の従業員さんへのインタビューによると、『例年の2倍以上のお客さんが来ている』とのこと。
政府が掲げた3密(密閉空間、密集場所、密接場面)を避けるという取り組みを聞いて真っ先に思いついたのがキャンプだったのでしょう。
しかしそこには大勢のお客さんが。
みんな考える事は同じです(笑)
最近のニュースでは、コロナ禍の影響をもろに受けてる飲食業や宿泊業など、観光関連の倒産に関するものばかり。
確かに、東京オリンピック・パラリンピックという大イベントを控えた国内は、これまで以上に‟インバウンド需要” へ期待を寄せ、投資を拡大してきました。
投資額が大きければ大きいほどその反動が大きく出ているに違いありません。
最近では、東京都を中心に感染者のベッド数確保の為にホテルを借り上げているという報道もありますが、僕はこれには賛成です。
間接的には宿泊客が減っているホテルの売り上げにも貢献するのは、正に一石二鳥。
であるならば、食事だって地域の飲食店から確保すればなお良いのではとも思います。
行政が取り組んでいる内容を見ても、やれ国民に幾ら給付するとか、企業に幾ら配って支援するとかばかり言っていますが、結局のところ使い切ってしまえばまたお金を配らなくてはなりません。
そんなやり方よりも、課題を解決する為に行政のお金を使う方が、中長期的にみても良い様な気がします。
昨今の温暖化でスキー場の閉鎖が相次いでいる様です。
ニュースを見れば、そもそもスキー客自体が減少傾向にあったとの事で、経営は厳しかった上に今冬の雪不足が拍車をかけた様です。
ただ、既に数年前から客足の減少が顕著になっていたのであれば、夏場の活用や業種転換を図る必要があったのではとも思います。
今回のコロナ禍の様に、急速に市場が縮小する事は珍しく、その為に混乱が拡大していると思われますが、毎日と言わずとも数字を見ていれば自企業の僅かな変化にも気付くはずです。
そうやって変化を見過ごさず、大きな変化となる前に思案を巡らせて次の手を打つことが重要だと痛感しています。
まだ福祉事業者であるウチの会社には大きな影響は実感できません。
しかし、数字上での変化が無い今、新たな手を模索しておこうと思います。