平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

他人事とは思えないホーユーの倒産劇

この会社の倒産は、社長の経営能力の低さだけが問題では無いような気がします。

news.yahoo.co.jp

 

我々もそうですが、結局は ”お上” が決めた単価で仕事を請けるしか無い状況の中では経営改善なんて簡単にはできません。

 

 

記事にもありますが、最終的な倒産の引き金は ”消費税の支払い” です。

 

 

単価は学校や役所が決め、消費税も社会保険料最低賃金も国が決める。

 

 

これって無茶苦茶だと思いませんか??

 

 

 

どこが資本主義だよって話です。

 

 

 

競争なんてできる訳が無い。

 

 

 

だって、入って来るお金と出ていくお金を他人に勝手に決められちゃうんだもん。

 

 

 

 

ただ一つ言える事は、このホーユーの社長さんは『声が小さかった』と。

 

 

 

これだけの規模でやってたならそれなりの発言力を持ってても可笑しくないと思うんですけど、誰もが驚く程の急転直下での事業停止となると、誰にも相談していなかったという事ですよね。

 

 

 

それと、もしも給食や社食提供の ”一本足” だったとしたら、それも経営者としてはマズかったんじゃないかなーと。

 

 

 

”公共” って聞くと安定してる様にも聞こえますが、会社をやってる側からすると単価と継続受注という点においては不安定極まりないと思います。

 

 

 

どんな事業でも自分の実力ではどうにもできない部分もありますので、それでも何とか乗り切れる経営を目指していくしかありませんね。