多ければ良いってもんじゃぁーない。
日本って直ぐに体面を取り繕おうとしますよね。
障害者の雇用だって『法定雇用率』なんかを設けて、一定規模の事業所には障害者の雇用を義務付けると。
確かに、企業に対する障害者雇用の意識づけには意義も効果もあると思います。
でもね、本当の意味でお互いがマッチングしていないのに、 ”率” に追われるがばかりに雇用する企業もそれを促す公的機関も本質を見失うんです。
『女性の役員を増やす必要とは、一体何なのか?』
ここを問い詰めていかないと、芸能人を ”看板” として ”社外取締役” に起用するなんてことが横行するだけです。
多様性が認められていない日本なのに、小手先だけ制度を整備しても全く意味が無いし誰も喜びませんよね。
多様性については制度を先に整えるより、教育の現場からコツコツと何十年もかけて ”文化” として積み上げる必要があると思います。