写真は昨年末のものですが、湯布院も冬支度していました。
最近は暖かかったり寒かったり。 体調管理が難しいところです。
気候がなかなか安定しない中、綺麗な虹か架かり思わず一枚
地上では強風が吹いてるとは感じさせない優雅さでした。
さてさて、今仕事をしている皆さんはどういう基準でその仕事に就いていますか?
僕は以前の記事にも書いた様に、自分でサラリーマン不適合者と認識していて、正直なところ選択肢が起業しか無かったというのはあります。
しかし、業種に関して言えば、僕の様に役に立たない資格しか持っていなくてもアパレル系ネット販売や飲食店など、簡単な講習だけ受講すれば開業できる仕事はいくらでもある中で障害者福祉というジャンルを選択しています。
この様に自分で選択できるのはサラリーマンでも同じ事ですが、中には家業を継ぐという選択肢が第一に来る人もいますよね。
僕自身も別府商工会議所青年部というところに所属して8年位経つのですが、僕の様に自分で起業した人と、親の代からの二代目や三代目とは随分と思考が違う気がしてます。
それが多様性として、会にもいい影響を与えてると思いますし、どっちが良くてどっちが悪いとかは無いと思いますが、『この人がこのまま社長になって大丈夫か?』と思う事もちらほら。。
今の状況に安住しない姿勢はどんな人にも求められるとつくづく感じます。
皆さんは転職したことありますか??
僕も若い頃は仕事を転々としたことがあって、今となっては全てが良い経験になったと思いますが、当時は転職というと若干ネガティブなイメージがありました。
終身雇用が当たり前だった日本企業にとって、バブルの崩壊は正に雇用形態に対する転換期で、非正規雇用が常態化し、社会問題に発展しました。
仕事に対する選択肢は狭まり、学歴が有っても就職できない状況が続きましたね。
昨今ではかなり改善されてきましたが、その頃から自分は独立を意識するようになりました。
どんなに景気が冷え込んでもニーズがある事業が福祉関連です。
僕はヘルパー2級の資格を取得して、ホームヘルパーとして約3年間に渡り、身体障害者を中心とした在宅支援の仕事に就きました。
その仕事で得たものは大きく、今の自分の仕事に繋がっています。
それは、ヘルパーをしている時に「障害者の仕事を増やしたい」という思いになった事です。
もちろん、ヘルパーの仕事は収入を安定させましたし、遣り甲斐もありました。
しかし、30歳を目前にした時、これから先何年掛かれば自分が望むような収入に到達するのかという不安と、目の前の課題をすり合わせた時に起業を決意した次第です。
僕みたいに「この仕事だ!!」と思える仕事に出会える人は少ないとも実感しています。
仕事の選択は会社の選択にもなります。
上司、部下、取引先、仕事内容、情熱、休み、給料、福利厚生などなど、様々な条件を吟味して選択する事になりますが、その全てが揃っている職場は稀だと思うからです。
SICを選択してくれる人には、出来る限りの事はしたいと常々思っていますが、ここにはやはり先立つものが必要です。
自己実現。
そんな言葉もありますが、これはやってみないと分からない所もあります。
自分の今の仕事に悩んでる方は、ぜひ一度立ち止まってみてはいかがでしょうか。