いやー、かなり面倒なタイトルに手を出したと思います。
『増税の是非』って。
今回、このタイトルに手を出すきっかけになった記事がこれ
政府税調が、今国会で増税を先送りした事に ”警鐘” だそうです。
『他の先進国に比べれば日本は税率が低すぎる!!』
って言ってる人もいれば
って言う人もいます。
でも、そもそもですけど別に他の国と税率を比較する必要なんてありませんよね?
僕個人の意見としては、『 ”条件付きで” 増税やむなし』と思っています。
これは単純に『先進国と比較して』なんていう、”税率” だけを見て本質を見失った議論ではダメで、税率が高い国って実感として社会福祉が充実しまくってるから納得して国民は払ってるんですよね。
でも、今の日本で増税したところで、本当に足元から生活が劇的に良くなるという想像ができますか??
僕が付ける条件って、増税分のQOL向上が本当に実現するの?ってことが担保されるかどうかです。
日本には納得いかない ”徴収” がそもそも多くありますよね。
NHKの受信料だって、『受信機の設置』を条件に見ていようがいまいが強制的に徴収されます。
しかも、これからは ”インターネット接続” にも徴収の範囲を広げよう なんて議論もあるほどです。
受信料って言ってますけどNHKは国営ですから、その性質は税金と変わりませんよね。
そして強制的に払わされていますが、僕はNHKの存在によって ”恩恵を受けた” という実感は皆無に近い状況です。
それもそのはず。
NHKは国営である事を良い事に企業努力を一切していません。
なのに会長は総理大臣の歳費よりも多い、年収3,200万円をもらっています。
納得できます?
腐り切った日本人の象徴がこのあたりの人たちだと思います。
受信料の何割がこの高額な役員報酬に流れ、何割が国民対して公共放送としての役割に寄与しているのか、増税もそうですがここの透明性が担保されてないのが嫌なんです。
馬鹿でもできる ”対比” なんかで税率が『高い』とか『低い』とかを論ぜず、何にどれだけお金が必要で、その原資を作る事で国民全員がこんな恩恵受けますよって示せば良いだけです。
日本の国土は日本国民の財産です。
どうせなら政府が土地の一部でも買って、企業に貸せば良いのにって思います。
今熊本県は半導体工場の誘致に成功したことでバブルが来ています。
ならば、工場建設予定地を国が買い上げ、企業から賃料貰えば良くないです?
そうすれば、法人税云々の話はしなくて済むかもよ?とすら思います。
もっとやれることはあるはず。
そう考える議員さんや官僚が欲しいなー