平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

仕事は出発点(原点)が大事

急な気候の変化で肌寒く、何だか風邪でも引きそうな勢いです。

 

 

仕事を存分にするためにも体調管理はしっかりとしたい所です。

 

 

 

さて、世間には『5月病』なんて言葉もありますが、その5月が間近に迫ってきました。

 

 

 

新入社員として入社して1ヶ月余りが過ぎてくると、新たな人間関係も徐々に慣れが出てきますし、2年目3年目になれば仕事にも慣れが出てきます。

 

 

特に2年目以降は“先輩”になる事も多く、嬉しさの余りにビュービューと突風を吹かせてしまう『先輩風』には気を付けなければいけませんが、そんな中でも先輩風を吹かす気力すら失っている『モチベーション低下民』が一定数いる事にも注意が必要です。

 

 

 

『理想の自分より全然成長してない』

『会社が緩くて成長できてるか不安になる』

『会社が成長してなくてこの先の昇給が不安』

 

 

2年目3年目は特に会社の事が見えてくる時期でもある為、様々な事を考えがちです。

 

 

 

 

そんな時、もう一度振り返って貰いたいのが『なぜ自分はこの会社(業界)を選んだのか?』という出発点です。

 

 

 

僕が経営者を選択したのはご存知の通り、『サラリーマン不適合者』である事を自覚したから。

 

 

でも、サラリーマン不適合者だから経営者に向いているとは限りません。

 

 

 

どっちも不適合者ならどうやって食べていくかをもう一度考える必要がありますが、自分は幸いにも経営者としてご飯が食べれてます。

 

 

 

 

 

では何故食べていける程の収入を得られる様になったのか?

 

 

 

それは、『日々の原点回帰』にあると思います。

 

 

 

僕が今ブログを書いてるのは、シャワーを浴びてる時に “今日の振り返り” をした事で“ネタ”を思いついた事がキッカケです。

 

 

 

僕は自分の習慣に“振り返り”を取り入れた事で、会社を軌道に乗せられたと思っています。

 

 

 

福祉事業が沢山ある中で、なぜ就労支援を選んだのか?

 

就労支援に求められる事は何なのか?

 

今の就労支援に足りない選択肢は何なのか?

 

 

 

これは、会社が軌道に乗るまで毎晩考え抜いた事です。

 

 

 

それと同時にお金に関する不安も沢山ありましたので、資金繰りに関しても毎晩毎晩悩んでいましたし、心が折れそうになる事も何度もありました。

 

 

 

でも、最終的に心を支えたのは

『ウチの会社は世の中にとって必ず必要となるばず』

という気持ちだけでした。

 

 

 

世の中は低い工賃でも、

障がい者にはこの仕事しかできない』

と言う固定観念があり、

 

 

『福祉で“お金”の話をするのは御法度』という謎の風潮が蔓延していました。

 

 

 

実際、ちゃんと儲けてる経営者は少ないし、職員の待遇が毎年向上する様な事業所なんて皆無に等しいのが現実です。

 

 

 

 

でも僕の経営の基準には善良なループがあります。

 

 

それが、

他には無い良質なサービスを提供する☞利用者さんに選ばれる事業所になる☞売上が上がる☞職員に還元出来る☞働きがいがある☞良質なサービス(設備投資)を提供できる☞利用者さんに喜ばれる事業所になる

 

 

 

その“ 結果”、税務対策などを含めた “会社経営” をちゃんとやってれば経営者の給料が増えるの当然ですよね?という事です。(社会保険料で払うか税金で払うかの話ね)

 

 

 

『金の話をするな!』は良質なサービスを提供出来てない経営者の負け犬の遠吠えだと思っています。

 

 

 

誰の為にどんなサービスを提供して、どんな幸せを感じてもらうのか。

 

 

 

『金儲けは悪だ!』なんて言ってる経営者の元に居る皆さん。

 

 

そんな会社はとっとと見切った方があなたの為だと思いますよ。

 

 

 

そして、『自分は何の為にこの会社に来たのか』

 

 

自分自身ももう一回ちゃんと振り返り下さいね。