平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

本当の優しさって厳しさが伴うよねって話です。

会社の規模が少しでも大きくなるとこういう問題が発生するんですかね。

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実際の所はどうなんでしょうか? 皆さんの会社でもこんな事起こってます?

 

 

これって、単純に日頃からの接し方に問題があるような気がします。

 

 

 

信頼関係の無い人からいきなり厳しい事言われれば、誰だって『は?』ってなりますよね?

 

 

子育てだってそうで、彼らから寄せられる質問や要望に対しても日頃から真摯に向き合っているかによって叱った時の彼らの受け止め方が大きく変わるのは間違いありません。

 

 

『早く準備しなさい!!』と怒鳴るのではなく、『着ていきたい服はある?』という促しに変えるだけでも全く変わってきます。

 

 

そうやって信頼関係を日頃から積み重ねる事によって、いざ問題が発生した時にはしっかりと ”叱る” 事ができるんですよね。

 

 

 

叱られる側がそこに愛情を感じないと全く持って意味が無いんです。

 

 

 

『あー、またなんかガミガミ言ってる。面倒くさいなー。』となるのはそこにあります。

 

 

 

”伝える” という作業はタイミングと瞬発力が大事です。

 

 

 

例えば部下がミスをした場合、その時に注意をすべきかその日の夕方などの落ち着いた時間に改めて伝えるのか、上司としてはミスが起こったその瞬間に適切な時期と言葉を選べてるかが鍵になります。

 

 

 

それこそ先輩社員としての ”年の功” を発揮できる場面ではないでしょうか?

 

 

 

注意ができずに気を揉んでる人の大半が『自分の若い頃と全く違う』というギャップを感じてると思います。

そしてその時に感じるのは『自分がされてこなかったからどうして良いか分からない』というものではないでしょうか?

 

 

しかし、よくよく考えてみると人生って毎日が未経験の繰り返しですよね。

 

 

『やったこと無いからできない』とか『してもらって無いからどうして良いか分からない』という発想では無く、『自分はどうして貰いたかったのか』を基軸に昔の人を反面教師にするのも一つの方法です。

 

 

 

自分が犯したミスを他人に尻拭いをさせることでその人は成長するでしょうか?

 

 

 

自分が若い頃犯したミスを先輩に拭って貰って成長した記憶はあるでしょうか?

 

 

 

 

その事をよくよく考えて、『それは自分で処理しないと自分の為にならないよ!』と言える人間関係を日頃から構築しておくことが重要だと思います。