最近、キャリアコンサルタントという仕事をしている方の記事をよく見かけます。
読み応えがある記事としては、『年収1,000万円は本当に裕福か』や、『年収1,500万円以上の生活感』
といった記事です。
なぜこの記事に興味があるかと言えば、一つが自分が目指すべき年収の目安がどの位なのかを知る事と、年収が上がった事による生活感の違いと、税金の違いを知る為です。
どの記事を読んでも、実際には『自分は裕福だ』と思えるのは年収2,000万円以上の様で、1,000万円台では半分近くを税金で持って行かれるので ”ゆとりは無い” という感じの様です。
要するに、今の日本は年収1,000万円台の所得者が ”格差是正のバランサー” となっているのが実態です。
”報われない” と感じる仕組みの根源は、『累進課税制度』に他なりません。
この課税制度は、物価などは反映されませんから、振り切って2,000万円以上を目指すか、それとも600万円台でフツーの暮らしを望むか。今の所はフツーの暮らしが良い様な気もします。
さて、今回のテーマですが、ニュースを見ていたら面白い記事がありました。
内容は、ある日突然、米国から15万円分の小切手が届いたというニュース。
色んな『なぜ?』が巻き起こる内容ではありますが、僕が興味を持ったのが、『そのミスは米国式の考え方にある』というものです。
先日の記事でも触れましたが、
日本人の国民性は、 ”完璧なもの” を求める傾向にあります。
曲がったきゅうりや形の悪いトマトが弾かれる様に、ワクチン接種の予約システムに関しても『完璧な物を作ってから出してこい!』というお国柄なので、枝野代表の様な考え方になるのでしょう。
でも、アメリカ人は『取り敢えずやってみて、エラーが出たら考えよう』という国民性の様で、これは僕も日頃からやってる事です。
以前から、『何でやってもないのに、先に色々考えるんだろうなー』と思っていましたが、やはり根本的な考え方違うそうです。
間違っている事で損失がでるのも想定済みです。
それでも、『最優先すべきは何か』を常に考えている結果が、トライアンドエラーの行動です。
この際の米国の最優先は、『何よりも、対象者にいち早く届ける事』でした。
なので、”対象と思われる” 人に対して片っ端から送りつけたのです。
達成したい目標をしっかり定める事ができれば、優先事項は自ずと見えてきます。
きゅうりも『真っすぐして見た目を良くする』事が達成したい目標になっている様に感じますが、食の根本ってそこじゃない気がします。
”欧米に習う” というのは僕もしっくりきませんが、取り入れて行くべきことは沢山あるんじゃないかなーって思います。