平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

懐疑的に思っていた ”FIRE” の謎が解けました。

皆さん、 ”FIRE” って言葉を耳にされた事はありますか?

 

 

そう、それはキリンビバレッジから販売されてる缶コーヒー飲料。 

 

 

 

 

ではなく。

 

 

 

ここでは投資によって不労所得を得て働かずに生活するライフスタイルの件について考えてみたいと思います。

 

 

 

何の略かは忘れましたが、数年前からアメリカで流行り出したライフスタイルの一種で、主に株式やFXなどの投資でひと財産を築く事によって、その配当や売買益による不労所得で生活するというもの。

 

 

一時は日本でもかなり話題になりましたので、耳にした事あるという方も多いのではないでしょうか?

 

 

 

ほんの数か月前までは『FIRE達成しました!』関連の記事が溢れ、『FIRE目指すならコレ!』みたいな指南書や達成者のリア充ぶりに憧れた人も多くいたようです。

 

 

 

でも、僕はなんだかその ”FIRE” というのを懐疑的な目で見ていました。

 

 

 

というのも、そのFIRE達成者という人たちを見ると、働かなくても食べてはいけるだろうけど、収入が以前より爆発的に増えた訳でもなければ今後増える見込みもなさそうに見えたからです。

 

 

『それって、何を楽しみに生きていくのだろう?』という疑問がずーっと付きまとってたんです。

 

 

その疑問に答えてくれる記事を発見したのでご紹介します。

 

それがこれ。

news.yahoo.co.jp

 

やっぱり、多くの人は飽きてるんです笑

 

 

 

記事にもありますけど、人間って暇な時間が長くなるとろくなことを考えませんよね。

 

 

 

結局、働かなくても食ってはいけるでしょうが、遊びに使えるお金が増えた訳ではないので今まで以上に海外に行ったり買い物をすることもできません。

 

 

要するに、働く時間だけが無くなったって事ですよね。

 

 

 

人と接する機会は失われ、収入を増やす為には減るリスクも取らなきゃならない。

 

 

 

結局の所、不労所得者=富裕層 ではない事に気付かされるんですよね。

 

 

 

 

このFIREという言葉が出てきた直ぐに様々な達成者の記事とかを読んだのですが、どう考えても僕の方が ”充実したFIRE達成者” に見えて仕方なかったんです 笑

 

 

僕も実質的な ”労働” はしていませんし、仕事は ”経営” です。

 

 

僕が会社に出なくても会社は回ります。

 

 

 

労働せずに所得を得る点で言えば、広義で捉えればFIRE達成と言っても過言では無いかと。

 

 

 

しかも、会おうと思えば人に会えますし、面倒な事もそれなりにありますが程よい接点が幾つもあります。

 

 

 

もう少し会社を大きくしたいという思いもありますし、自分自身の収入を増やしたいという思いも自分の努力次第でどうにでもなります。

 

 

 

確かに、『働かなくても食っていける』と聞けば『いいなー。うらやましいなー。俺もそうなりたいなー。』なんて思うかも知れませんが、これは宝くじと同じで『その後どうする?』が重要になると思います。

 

 

どうせFIRE達成を目指すなら、 ”食っていける安心感” を自分の強みにして新しいことにチャレンジした方が良さそうですね。