平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

AIやロボットに仕事を奪われるって、案外悪くないのかも?

昔の人は、師走とは良く言ったもので、12月は本当にあっという間に過ぎてしまいました。

ニュースを見ると、既に帰省ラッシュが始まって、混雑が始まってるとの事。

何か気ぜわしくなりますので、交通事故や餅を喉に詰まらせたりしない様に気を付けないといけませんよねー。

 

そして、この12月はSICにとっても期末となり、来月から新年度が始まります。

 

結論から言えば、売上も利益も無事に更新する事ができましたし、大分市にサテライトも出店できましたので、成長の一年にできたと思います。

 

個人として、はDIYという新たな趣味を手に入れたので、同時にゴルフという趣味を捨てたのですが、また来年は何を始めて何を辞めるのか、それも楽しみにしたいと思います。

 

 

さて、進歩が目覚ましいテクノロジー分野ですが、皆さんは

『将来、自分たちの仕事はAIやロボットに取って代わられる』

という脅し文句を聞かれた事はありますか?

 

そんな時に決まって出てくる話は、

『この業界はロボットにできる』

『この分野はAIに取って代わられる』

『だから、こんな人材は会社に切られる!』

みたいな話です。

 

こういう話をするのは、決まって ”コンサルタント” や ”エコノミスト” みたいな専門家や経済学者です。

 

はてさて、本当に我々の仕事は無くなるのでしょうか?

そして、我々は働く場を失う事で収入を失い、路頭に迷うのでしょうか?

 

僕はそんな事は無いと思います。

 

 

むしろ、人間が働かなくても会社が収益を出せるのであれば、社員さんの勤務時間を大幅に減らせて、ワークライフバランス的にも最高な状態になるのではと思っています。

 

例えばウチの会社は社員さんが7人いますけど、朝の8時過ぎにボチボチ出勤してきて、16時半~17時位に帰ります。

 

でも、例えばこの8時間の労働時間の内、4時間でもAIやロボットに任せる事ができたらどうでしょう?

僕だったら、単純に社員数を半分にするのではなく、同じ人数でシフトを組んで出勤日数や労働時間を半分にします。

その上で給料はそのままと。

 

空いた時間に会社の売り上げを伸ばす為に、何でもやれると思うんですよね。

 

『AIやロボットに取られる』という発想は、その会社の業務を100として、それをどう奪い合うかという単純な思考から生まれていて、だったら次に何を生み出そうという考えにはなっていませんよね。

 

これは、労働者側の課題では無く、従業員さんをどう成長させられるか、経営者側の問題だと思っています。

 

今、しきりに ”スキルアップ” や ”モチベーションアップ” を社員にやらせるんじゃなく、社長としての会社のビジョンをしっかりと描いて、社員さんと共有して、どうやってそのビジョンを達成していくのか。

 

本当に成長を問われるのは、経営者なんだと思います。