なんでこうもまた『人に認めて貰いたい』願望が強い人が増えてるのでしょうか?
いや、もしくは元々から一定数いて、SNSが普及した事で表面化しただけの事なのでしょうか?
僕はブログを書きつつも
『共感しました!』
みたいなコメントは望んでいませんし、PVも40件/日くらいで安定しているくらいで丁度良いと思っています。
とは言え、誰かに共有したいという気持ちがなければWordにつらつらと書き留めれば良い訳で、こうやってブログに書くのも承認欲求の一つだと思います。
これって、誰でも多少なりともあるものだと思いますが、やはりSNSを通じて自分の日常を公開したり、自分の思いや考えを世界に向かって呟くという行為は、 ”一人でも多くの人に” という思いが強いんだろうなーと思います。
"人を笑顔にしたいからYouTube始める!”
という動機もあるでしょうし、理解できます。
でも、どうしても "日常” を皆に "見て貰いたい!” と思う感情には、僕の理解が追い付かないんですよねー。
『俺、こんなキラキラした生活してます!』
のアピールの裏に潜むリスクが高すぎやしませんかね?
一昔前は、少々有名になってもネットの様に拡散される様なツールはありませんでしたから、ある程度のプライバシーは守られてたと思うんです。(週刊誌の密着は今と変わらずですけど)
それが今では何でもかんでも垂れ流しで、それが原因で誹謗中傷から自殺に追い込まれるケースまで目立ちます。
インターネットで物事を検索するのが主な役割だった頃は、こんな問題は殆ど起こっていませんでしたよね。
ブログができ、コミュニティができ、掲示板ができ、Facebook、Twitter、インスタグラムと次から次にサービスが進化しましたが、その流れは常に個人情報や私生活を暴露する方向に向かっている様に思えてなりません。
ネットを介した死亡事件が多発する今、『表現の自由』や『言論の自由』ばかりを保護するのではなく、『基本的人権』や『生存権』の重さをもっと考えて、ネットは商用利用に限定し、個人では基本的に使えない様に法改正するしかないんじゃないかと。(ネットの中国化?)
本来なら、そこまで規制や法改正なんてしなくて、皆が平和で楽しくネット利用できたら良いんですけど、常に被害者が出続けちゃってるのがとても残念ですよね。。
"誰かに認められたい”
その代償があまりにも大きくなりすぎてると思ってしまいます。