五輪開催の可否や是非は別として、やっぱり“威信”という魔力があるんでしょうねー。
4年に一回というスパンで開催される、人類最高峰のスポーツの祭典には、“利権” “特権” “覇権” “人権” の4つの“権” が入り乱れます。
利権=スポンサー企業
特権=IOC
覇権=国家の威信
人権=パラリンピック
という様に、それぞれに思惑があります。
ここで特に考えたいのが、IOCの特権です。
コロナ対策を理由に、JOCは恐ろしい程のお金を“暗に” 要求されています。
“暗に” というのは、IOCが『こうしろ』と言って無い点にあります。
でも、『はい、JOCさん。我々や選手が感染しない様な移動手段や、宿泊体制をしっかり考えてね。この意味、分かるよね?』
って言われたら、『お金が無い』って言えないJOCは、ホテルを貸し切りますし、新幹線も貸し切ります。
しかも、相手が忖度してもし尽くせない相手なら尚更ですよね。
政府には、空間除菌とか言ってないで、何にいくらお金が掛かってるのかどんどん公表してもらいたいものです。
もっと言うと、スピード感とか言ってないで、国民に対して丁寧に一つ一つ説明しながら進めて貰いたいと思います。
今までの様に、コロナが無かった頃なら誰も何も言わないでしょうし、僕もどんどん盛り上げて貰いたいと思った筈です。
でも、これだけ国民が苦しんでいる状況で、IOCにどこまでお金を使うんでしょうか?
でも、税金の使われ方って、勿論これだけじゃ無いですよね?
国会一つにしても、毎日税金が使われています。
そして、その議員を選ぶ選挙にも。
その事によって、税金や社会保険料が高くなってるのって納得いかなくないですか?
ちゃんと使われてさえいれば、税金と言われる類の徴収金は、半分以下で高齢者を支えていける可能性もあれば、我々現役もしっかりと貯蓄が出来て、尚且つ将来の介護利用も不安無く過ごせる可能性だってあります。
その位、税金の使い道って重要だとなんですよね。
これをゆたぼんのパパに託すのは無理があります(笑)
誰か、ちゃんとした政治家が出てこないかなーー