平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

未だに ”開国” できないでいる、日本の末路

月が明けましたが、会社は『いきなり!ブレーキ』状態です。

 

先月末より利用者さんの家族内での新型コロナ感染者が増え、濃厚接触者としての外出自粛者が増える中、旅館・ホテルの従業員さんも外出制限者が増えてる状況です。

 

この、濃厚接触者という取り扱いが厄介で、本人からは『無症状なんですけど』という話をよく聞きますが、やはり保菌の可能性がある以上は保健所の指示に従って貰うしかありません。。

 

急激に感染拡大が落ち着くとは思いませんが、一刻も早く平時に近づける様に願うばかりです。

 

 

 

 

さて、この程開催されたサッカー男女の国際試合であるE-1選手権。

海外組が召集されなかったとは言え、観客数の ”激減” しているというニュースを目にされた方も多いのではないでしょうか?

news.yahoo.co.jp

 

この件に関しては、現役を引退した ”モノ言うOB” も苦言を呈した事で更なる物議を呼んでいますが、ここまで観客が減ってしまった要因とは、一体どこにあるのでしょうか?

 

 

日本のプロスポーツ鎖国状態

僕が中学校に進学した年に、Jリーグは開幕しました。

 

それまで、国内のサッカーは社会人までの ”セミプロ” が主流で、サッカーだけで食べていけてたのは海外のクラブチームと契約してるごく一部の選手だけでしたね。

 

そんな日本に、プロサッカーリーグができた事は大きな進歩であり、Jリーグが無ければ現在の発展は無かったと思います。

 

 

 

しかし、サッカーという、世界で最も競技人口が多いスポーツにあっても、その組織やルールは ”鎖国” そのものですよね。

 

もちろん、海外のリーグでも ”外国人枠” には年齢制限を掛けてはいますが、資本も人材も日本に比べれば遥かにグローバルです。

 

 

フランス リーグ・アンパリサンジェルマンは中東カタールからの資本が注入され、今や世界のトップクラブの仲間入りを果たしましたし、スペイン ラ・リーガという世界屈指のリーグから、選手の引き抜きを熱心に行っています。

 

 

要するに、海外のリーグは外国資本をガッツリ受け付けているんですよね。

 

なので、”EU圏外枠” で契約できる外国人選手数に限りがあるものの、獲得する選手の実力は世界屈指の選手ばかり。

 

 

ここに、Jリーグ発展の足かせが見えてくるような気がします。

 

 

 

 

先ずはJリーグから ”開国” せよ

Jリーグ関係者からは、『危機感しかない』という発言を耳にしますが、じゃあ何かしらの改革案はあるのでしょうか?と問いたいですね。

 

 

僕自身もサッカーが大好きなのですが、”推し” のチームを持った事がありません。

 

現在も、地元には大分トリニータがありますが、2年前にチケットを貰ったのを切っ掛けに観戦に行ったくらいです。

 

何故行かないのか?

 

 

正直に言うと、『面白くないから』が理由です。

 

 

『地元だから』という理由だけでは、推せないというのが本心です。

 

 

サッカーというスポーツが好きだからこそ、負けても良いから ”楽しいゲーム” が見たいんです。

でも、今も昔もJリーグはその期待に応えてくれた事は一度もありません。

 

なので、見ないし推さない。

 

 

パススピードは遅いし、トラップも下手。シュートもゴール前でゴニョゴニョしてるウチにコロコロと入るだけ。

フリーキックでワクワクさせられる選手なんて、ほんの一握りですよね。

 

それでも、応援し続けられるサポーターさんには心から敬意です。

 

 

 

でも、僕はこれではJリーグの未来は無いと思います。

 

 

やらなきゃいけない事は凄くシンプルで

①海外の莫大な資本を受け入れる

②外国人枠を1試合当たり5名までOKにする

だけです。

 

Jリーグが改革しないといけないのは、 ”脱 日本プロ野球的発想” です。

 

世界のプロ野球って、極端に言えば日本とアメリカとキューバで成り立ってますよね。

 

メジャーリーグでイタリアとかオーストラリア出身の選手が活躍してるの見た事あります?

 

 

メジャーリーグは、アメリカ国内だけでも莫大な資本が集まるので良いんです。

 

 

他にも色々書きたい事はありますが、やっぱりJリーグに必要なのは開国ですね。

 

 

クラブチームの下部組織から、海外の選手を育てるくらいの事をやらないと、未来は無いと思います。