先日の事ですが、僕が晩酌をしている横で宿題を頑張ってた次男君に、
『宿題頑張って凄いなー。サッカーで疲れてるやろ?』と聞いたら、
次男君から『いや、だって僕(私立の)〇〇中学に行きたいけん!』って、爽やかに返されました。
ほほー。 これは大変です。
ついでに、隣でこれまた宿題していた長男君にも『長男君は〇〇中学受けんの?』と聞いてみると、
『いや、俺は良い。 友達多くて家から近い方が良いけん。』
と、今度は現実的な答えが返ってきました。
市立中学は隣の大分市なので、市外の子は基本的には寮に入ります。
長男君は自宅が大好きらしく、当分は出る気が無さそうな気配。
一学年違いの兄弟でも、これだけ考え方に違いが出るものだと改めて驚きました。
その時、次男君から
『ねぇ、高校ってやっぱり行った方が良いんよな?』との質問が。
僕は少し考えてから
『いや、それは分からん。』と答えました。
それから僕は、大学までを含めた ”進学” という選択肢のメリット・デメリット、得られる可能性が高いものや失う可能性があるものを説明し、
『希望通りに人生が進むとは限らない。 むしろ、そうならないと考えた方が良い。 でも、進んだ先の人生をどうするかは自分次第だし、過去の失敗も肯定できる様になるには、今の自分が幸せである事が大事だよ。』
と伝えました。
(少し難しい事言ったかな?)とは思いましたが、次男君なりに考えてから
『そうやな!サッカーでも試合に負けるけど、なんか楽しいもんな!!』
と、ちょっと伝わって無さそうな回答がきましたが(笑)、何となく理解してくれてたら良いなーと。
続けて僕は、
『これはタラレバって言うんだけど、もしパパが大学に進学してたら、ママと結婚してないかも知れないよ?』
と伝えると、次男君からは
『人生、どうなるか分からんな!!』
との返事がきました(笑)
『最低でも、高校には行った方が良い』
そう言う大人は沢山いますが、”何故行った方が良いのか” をちゃんと伝えてる大人って意外と少ないんですよね。
より正確な情報を与えて選択肢を明示し、メリットやデメリットの他に何が得られて何を失うのかを大人は伝えるのが役目だと思います。
後は、決めるのは本人。
大人は、本人の選択を尊重し、出来る限りのバックアップをする。
それしかできませんが、それは全力でやりたいと思います。