子供の頃、親父からかなりの回数で登山に連れて行ってもらいました。
一番印象に残っているのは、九州南部に連なる霧島山の最高峰である韓国岳(からくにだけ)です。
ゴツゴツとした岩山で、全体的には傾斜がきつかった思い出があります。
ただ、頂上からの景色は絶景で、日の出と共に眺めた雲海は今でも目に焼き付いています。
人生を登山に例える先人も沢山いますが、今思うと本当に登山と人生はリンクしてると感じます。
今の時代、ネットで検索すれば頂上からの景色は簡単に見る事ができます。
でも、やっぱり苦しく辛い思いをした後で見る山頂の景色は、登った人しか絶対に味わう事のできない、幸福感や爽快感だと思います。
(その後は下山しないといけないという現実はありますが。。)
今日は、何故こんな事を書いたかと言うと、不登校ユーチューバーのゆたぼんが登校の可能性を示唆したというニュースを読んだのが切っ掛けです。
別に、加藤浩次の論破とかはどうでも良いんですけど、記事にもある様に、行かなかった後悔は取り返せないと思っています。
たまにあるんですよ。
会社の経営したこと無い奴が、何故かアドバイスしようとするパターンね。
『もっとこうした方が、会社は良くなる』
『会社って、本来こうあるべきなんじゃないですか?』
という類のものです。
はい、有難うございます。
僕の気持ち的には、『んじゃ、自分でやれば?』ですよね。
別に、会社を自分でやれば?とは言いません。
そう思うなら、自分で会社に息吹を吹き込めば良いだけ。
山って、登ってる時のきつさもそうですけど、登る前の準備とかも含めて、安全対策など色々と考えないといけない事は沢山あります。
ゆたぼんは、そもそも通っても無い学校を『こうだ!』と決めつけて通おうとしていませんよね。
『登ってねー奴が色々言うなよ』
という事ですね。
行って駄目ならやめたらええ。
でも、その前にちゃんと準備をしたり、多少辛い事や苦しい事があっても、もう一歩だけ山頂目指して歩いてみるという気持ちも大切だと思います。
登山も無理は禁物です。
『この先やばい』と少しでも感じたら、絶対に引き返すべきです。
人生も同じ。
登る勇気と降りる勇気。
ゆたぼん、登山行くか?