平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

経営者と従業員と言うカテゴライズが嫌い。

人って、なんでカテゴライズしようとするんでしょうね。

 

〇〇人とか、どこそこ出身とか、男とか女とか、経営者と従業員とか。

 

 

男女に関しては、筋力や身長などを含めた身体的違いや本能的な違いがあるものの、それ以外の“人”としての違いって無いはずなのに、なんか知らないけどカテゴライズするんですよね。

 

これの一番恐ろしいところが、

『経営者としてその発言はおかしい』とか『日本人は勤勉で、秩序のある人種』という様にカテゴリーによってラベルを貼ろうとするんですよね。

 

 

確かに、東日本大地震の時も何時間も並んで食料を受け取る人達が居ましたし、それで暴動が起こる事もありませんでした。

 

でも、だからといって“日本人”で一括りにするのは乱暴だと思うんですよね。

 

『日本人って、こういうところが素晴らしいよね』

 

で括った方が楽なのは分かります。

 

 

だって、ロシア人だろうがイラク人であろうが北朝鮮人であろうがアメリカ人であろうが、素晴らしい人は必ずいますし沢山います。

 

 

なのに、『あいつは〇〇人だからこうだ』とか『あいつは経営者なのにああだ』って思想になる人が滅茶苦茶多い。

 

日本人だからって皆んな素晴らしい人だけじゃないし、経営者だからって全てを分かってる訳じゃないんですよね。

 

ただ、発展してるカテゴリーとそうでないカテゴリーがあるのも事実。

 

 

発展してるカテゴリーも、そうで無いカテゴリーも、その理由はリーダーです。

 

 

リーダーが、そうで無い人をどう動かしてるかで組織は変わると思うんですよね。

 

 

 

コロナって、カテゴライズの最たるものだと思います。

 

なんか、『感染=悪』になってませんかね?

 

仕事で行った現場で感染したとなれば会社の責任を問うべきだとか、クラスターが発生すれば持ち込んだ人の責任を問うべきだとかになってません?

 

それは絶対に無いしダメ。

 

前から言ってますけど、誰がどこで感染したかなんて分かりっこないんです。

 

なのに、一時は国が総出で『感染経路の究明』とか言ったもんだからクラスターとか言う言葉が生まれたんですよ。

 

無理無理。

 

追えない。

 

A社で感染してて気付かずにB社に持ち込んだ時点で判明。

B社が『コロナ陽性者が居る会社』となり、A社に持ち込んだみたいになってるんですよね。

 

結局、色々とカテゴライズしてるんですよ。

 

 

なんか、面倒臭いのでこの辺にしときます。