2:6:2の法則って耳にされた事あると思います?
https://thanks-gift.net/column/engagement/262-law/
これは、組織に『ありがちなパターン』として
①めっちゃ頑張る人2割
②まぁまぁ頑張る人6割
③仕事せずに給料貰いたい人2割
といっ具合に分別できるというものです。
そりゃ、経営者としての理想は『めっちゃ頑張る人』を1割でも増やしたいもんです。
でも、この法則は『いやいや、そうは問屋が卸さないんです。だって、世の中こうなんですから。』と言った具合にめっちゃドライに理論的に現実を詰めてきます。
理想と現実の間。
永遠の課題ですねー。
さて、あなたが所属する組織のトップは①②③のどのタイプでしょうか?
何なら、素質が無いのに①を目指してたりしてませんか??
組織の“代表”ってなると、色んな意味で大変な事が沢山あります。
そういう意味では、代表となる人には“問題解決力”が求められるのですが、二代目になるとその能力が極端に落ちる傾向にある様な気がしてます。
それは、『組織は三代で決まる』と言われる所以でして、それは何故かと言うと、初代から組織をそっくりそのまま引き受けた二代目さんは組織を作る0→1を経験してないんですよね。
なので、二代目は往々にして組織を低迷させがちで、それを見た三代目が二代目を反面教師にして復活→隆盛に引き上げられるかが鍵になります。
二代目は何故失敗しがちなのか?
これは、初代が作った組織が余りにキラキラしている様に見えてしまい、②も③も見えてないんですよね。
もっと言うと、『②どころか③なんて居るはずが無い!』と思って性善説を振りかざし、指示待ちになりがちな②と③の人ほど経営者を“値踏み”してる事に気付かず、“無能”の烙印を押されてしまうからです。
経営に近い人ほど、『自分に足りないもの』を理解してる様な気がしてます。
そして、『①を3割に引き上げよう』という目標は立てずに、『自分に足りないものを従業員さんに補って貰おう』とする事で権限移譲が進み、底力が上がると思っています。
そんな僕自身は、①と②と③を行ったり来たりという感じですかね。
『権限移譲』の名の下に、明日も従業員さんに仕事を押し付けていきたいと思います。