誰が与党の『圧勝』だなんて予想したのでしょうか?
与党議員?それとも負ける側の野党議員?
僕は、そんな風潮を醸成したのはマスコミだと思っています。
新政権発足後に行われる今回の衆議院選挙では、『ご祝儀』などと騒いで、マスコミはこぞって『今回の選挙は』と与党圧勝ムードをあおってきたように思います。
そういってるマスコミは、総裁選の時も『河野太郎優勢』という雰囲気を醸成しようとしていました。
河野さんは国民人気が高かったとは思います。
そして、そこに石破さんが付けば、地方議員票も期待できます。
そうやって世論を作ろうとしたみたいですが、前の記事に書いた様に、国会議員は国民側を向いてるとも限らないんですよね。
というより、むしろ逆を向いてるんです。
結果はご存知の通り、岸田内閣誕生と相成りました。
素人の僕が、岸田内閣誕生を予見できたのに、プロであるマスコミが外すって、何事でしょうか。
これでは、マスコミがペンの力で政権を、政治を動かそうとしている様にしか思えません。
新政権発足時に、マスコミが決まって野党幹部に投げかける『一言でいうと、今回の内閣は何内閣と表現できるでしょうか?』という、国民をバカにした質問があります。
そして、それに乗っかる低レベルな野党代表が『一言で言えば、お友達内閣でしょう』なんてドヤ顔で答えます。
国民からすれば『名付けて○○内閣!!』なんて名づけはどうでも良くて、政策が聞きたいんですよね。
結局、マスコミも政治家もこっちを向いて無いんですよ。
河野総理を(微かに)宣揚し、世論を欺くマスコミ。
国民の声に耳を傾けず、岸田総理を選ぶ政治家。
国民の声をちゃんと聴いてれば、『圧勝』なんてキーワードは出てこなかったはず。
なんだか残念ですねー。