平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

擦り倒された言葉ですけど、『人生、一度きりなんで』

どうやら、キャラが定まらないまま650以上の記事を書いていた様です。

 

他のブロガーさんの記事を読むと、書き出しだったり文法だったりに工夫があって、しかもちゃんと統一されてたりして。

ブログと向き合う姿勢そのものの違いを実感させられて、毎回感心します。

 

 

話は変わりますけど、最近、お腹が緩い日が続いています。

 

何か、強いストレスでも感じるほど、バリバリ仕事をしているのでしょうか?

 

 

いいえ、歳のせいです。

 

 

そう、時間は有限です。

 

 

そして、それはいつ終わるのか誰も分かりません。

 

 

精神年齢とは裏腹に、間もなく日本人男性の平均寿命の半分になります。

 

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振り返ると、30代前半は虚栄を追いかけてました。

 

上には上がありますが、当時は10万円近いスーツを半年に一回のペースで買ってました。

 

腕時計だって定価で10万円以上。

靴はリーガル。

 

確かに、良いものは物持ちが良いので、今でも愛用しています。

 

 

でも最近は、専ら2,000円のCASIOの腕時計に、ワークマンで靴まで揃えた上下セットが僕の定番です。

 

動きやすいのは、言うまでもなく後者。

 

しかも、別に見窄(みすぼ)らしくもありません。

 

 

なんなら、良い感じ。

 

 

でも、あの頃の僕には、その感性は無かったなー。

 

 

若くして取締役になった僕は、

とにかく会社の売り上げを大きくする事。

とにかく従業員さんを増やす事。

何か世の中に一石を投じる事。

若くても、やれる奴はやれる事を証明する事。

 

こればかりに目がいってたと思います。

 

その時はそれなりに頑張ったので、その結果だけはでました。

売り上げ→年商1億5,000万円

従業員さん→パート含めて53人

一石投じる→ビジコンで準グラ2回

若くても→36歳現在の実績

 

振り返れば、『良くやったなー』と思う反面で、『多くの犠牲を払ったなー』という気持ちがありますね。

 

結局、上の実績は誰かの犠牲の上に成り立ってたんだという事です。

 

ダメよね。

 

そんなん全然ダメ。

 

意味ないし、そんなの絶対続かないんですよ。

 

その証拠に、今は

売り上げ→年商4,000万円

従業員さん→6人

一石投じる→これは続けてる

若くても→もうそんなに若くない

 

という様に、ダウンサイジングしてます。

それは、着る物から夜の会食まで、色々変化してます。

 

 

でも、10万円のスーツやまぁまぁの腕時計、億越えの売り上げや沢山の従業員さんより、今の方がめっっっっちゃ幸せ。

 

 

だからこそ考えるのが、自分のこれからの生き方です。

 

もちろん、妻や子供達も僕の人生の一部なので、生き方の中に含まれます。

 

でも、段階的に子供は離れていくはずです。

 

でもでも、離れない子供も出てくるかも知れません(笑)。

 

 

それも含めて、45歳でSICを事実上は引退したいと思ってます。

 

本当に好きな事がいくつかあるんですけど、45歳以降はSICで実現できた事以外の“夢”で食べていきたいんです。

 

趣味が収入源になるって、それはそれで嬉しいし、やり甲斐も感じます。

そこに、どこまで家族を巻き込むか。

 

妻や子供への責任を果たしつつ、いかに自分の夢を実現していくのか。

 

人生、一度きりなんで、今のうちからこれからを楽しむプランを考えていきます。