平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

退職金の積み立てをスタートしました。

先ほど、先月分の売り上げの締めを終えたのですが、何とか9月期を前月比の+0.8%で終える事ができました。

 

しかし、精査してみると、取りこぼしだけで7%程度ある事も判明。。。

ウチの様な小さな会社で7%落とすのは痛い。。 痛すぎます。。

 

それでも少数精鋭で活動する中、従業員さんの頑張りでプラスで終えれた事が本当に何よりで、感謝です。

 

そんな中、驚くべき傾向が顕かになりました。

それは、昨年の実績データと今年の実績を照らし合わせたところ、恐ろしいほど売上の実績を示すグラフが一致してるんです。

 

昨年対比で見ると売上は確実に上昇しているのですが、単月で見た時には8月落ち込んで9月が伸びて、また10月伸びてという具合に、上がり下がりしながら徐々に右肩上がりになっていく様子がぴたりと一致してるんです。

 

企業としては常に成長を求められますので、決算的には綺麗な決算書になることでしょう。

しかし、これだけデータ通りに来るのであれば、もう少し細かな分析をする事で上がり下がりの波を無くして、常に上げて行けるようにできるのではとも思います。

 

上がっている事にも理由があれば、下がっている事にも理由があるので、そこは分析しかないとですね。

 

 

こうやって、少しずつでも経営が上向いているのであれば、何かしら社員さんに還元したくなるもの。

毎月の給料を上げる事ももちろん念頭にありますが、会社の経営基盤強化と福利厚生を両面で考えた時に、今回は会社で積み立てを始める事にしました。

 

無理のない範囲で積み立てる事で、従業員さんへの退職金としても使え、尚且つ資金繰りに窮する事があればそこにも充てられるというのが積立金です。

 

これを保険商品で行う事で、将来的には保険料の100%を超える積立額になるのも魅力です。

 

目標は、10年勤続で100万円以上の退職金支給です。

 

本当は、その倍額は支給したい所ですが、毎月の積立額としては今はまだこれが限界。。

来期もこのペースで伸ばしていければ、また積立額を増やそうと思っています。

 

それでも、従業員さんの老後を考えると、やはり100万円では少なすぎます。

 

大手同様とはいかないかも知れませんが、個人でも積み立てができる様な商品を紹介するなど、自助努力の部分も支援していきたいとも思います。