利益増を必達するために
売上が先月比-10%と、惨敗になる予定です。
今月は、月初から(根拠の無い)不穏な空気を感じていて、どーも売上が下がりそうな予感がしていました。(言葉で説明できない勘の様なものです)
なので、-10%は想定の範囲内なのですが、かと言って指を咥えて売り上げが回復するのを待っている訳にも行きません。
そこで、やるべきことを3つ掲げた
①新規利用者メンバーを5名増やす
②既存メンバーの通所日数を増やす
③経費を13%削減する
先ずは純粋に売上増を目指すべきなので、利用者さんを新規で募集する事にしました。 先行投資的な意味合いで職員も増強しているので、今のキャパシティでいけば5名の増加には十分耐えられます。
その根拠としては、今月の一日平均利用人数が10.3人となっており、僕を除く職員(パート含む)6人で割ると職員一人当たり1.7人とかなり手厚くなっています。
ローテーションで休日を取っている為、職員5人で考えても2.06とそれでも手厚い。
なので、一日平均13人となっても、2.6人なのでそこまでは引き上げて良いと思っています。
そして、ただ単に人数を増やすだけなく、サービスの質を高めるという意味でも、現在の登録数18人の稼働率を上げる必要があります。
平均稼働率を85%~90%を維持(8月は約82%)できれば、それだけでも十分な売り上げに繋がります。
最後に経費削減です。
固定費だから仕方がないと思いこまず、聖域なしに切れる部分は切りたいと思います。その為に、毎月会計士さんから貰ってる損益計算書やキャッシュフロー計算書を基に、経費を一つ一つひも解いていきます。
ウチは月次決算していますので、毎月の動きはきちんと分かるのですが、会計方法が ”発生主義” なので、今月立った売上をベースにやっちゃうので、実際のキャッシュフローとの差額が出てしまいます。
なので、毎月の経費をしっかりとみて削減し、入金前に出ていくお金をしっかりと見ておこうと思います。
それに伴う行動目標をそれぞれに定める
①僕とサビ管さんの2名で営業活動をする(パンフレットの新調)
②既存メンバーの通所率を割り出し職員間で共有して、個別に声掛けをする
③経費を一つ一つ見直す(これ僕の仕事なので大変)
営業活動に欠かせないツールを最新のものに作り替える事にしました。
これは、僕がWordで作った原本があるので、それを作り変えてラクスルに注文しようと思います。
そして、過去三か月分のメンバーの出勤率を一枚の表に並べて、誰がどの位の範囲で上下しているのか、分析を進めて共有し、個別に声掛けをします。
『君、何で今月はこんなに下がってんの?』
『先月より日数が安定してるけど、何か理由ある?』
という様に、個々人に振り返って貰います。
ここで大切な事は、悪かった部分だけを見るのではなく、良かった部分もみる事です。
そして、もう一つ大切なのが経費の削減です。
一つ大きなテコ入れが、 ”委託費の削減” です。 そもそも、人と車輌が足りていなかった事もあり、この委託費は事業費を稼ぐうえでの ”必要悪” と捉えていましたが、人材が確保できた今、先ずは車輌を増やさずに内製する事にしました。
車輌が本当に足りなくなるまで、現状の資源で対応してみます。
これだけでも、上手くいけば毎月15万円の削減となります。
他にも、お弁当の平均単価が450円だったお店から300円のお店に乗り換え、250円の会社負担を150円に下げる事で月額18,000円程度の削減になるなど、地道な削減ですが、やれば必ず結果が出てきます。
削減だけでは経営者の仕事とは言えない
削減が上手くいった暁には、退職金の積み立てを始めたいと思います。
先述したように、委託費として外注していた事業を内製するとなると、従業員さんの負担は間違いなく増えます。
そして、それに伴って退職に対するリスクが自ずと増加します。
売上アップも経費削減も、従業員さんの協力なしには達成不可能です。
であるならば、いかに長く安定して勤めて貰えるかにも心を砕く必要があります。
毎月の給料もできるだけ増やしていきたい所ですが、先ずは5年勤務以上で支給できる退職金を準備したいと思います。
これは、パートさんも対象です。
20%利益増が叶えば、そのウチの5%程度を福利厚生の充実に充てたいと考えています。
具体的に現実をみつめ
具体的な対策を考え
具体的に動き
目標を必達に導く。
そして、達成後の分配方法までが一つのプロセスとすることが重要だと思います。
絶対達成するぞーーー