鶴の恩返しが、鶴の一声に。
どうやら、皆さんコロナでご乱心のご様子です。
ある新聞に、専門家の言葉としてこの言葉が掲載されていました。
『コロナの本当の恐ろしさは、病気に掛かる事じゃ無い。 コロナが人の心を分断する事だ』と。
僕も本当にそうだと思います。
どんな戦いでも、内紛が一番の敗因になりますからね。
記事にある様に、市は土地の提供などを受けた事に対する “恩” があり、日本人の美徳としては “恩に報いる” 事が是とされます。
これぞ、鶴の恩返し。
であるならば、
『あのお方がそうしろと仰っているんだ!何とかしろ!!』
というのが世間一般的で、副市長さんもそうしたまたでしょう。
もしかしたら、市長が直接電話に出ていたとしても、同じ判断をした可能性もゼロではないと思っています。
ところで、役所の職員さんって、数年に一度の頻度でちょこちょこ部署移動しますよね。
それって、こういう癒着や忖度を生まない事が目的なんです。
決して、仕事に慣れて作業効率が上がる事を望んでいないからではありません。
とにかく、予約の順番を早めたかったのだと思います。
気持ちは分かります。
かなりご高齢の様子ですので、出来るだけ早く接種したいでしょうし、その願望がこれまでの功績が理由で実現できるのであれば、その時は間違いなく “他の部分” も気持ちが良くなるはず。
『ならば、薬剤師枠で何とかならないの?』
とは鶴の一声。
“立場の違う鶴” が、お互いのポジションを主張しています。
命の重さは平等。
もう一回、小学生の道徳を復習する必要があるのかも知れませんね。