平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

早くも『菅氏優勢』の声に思う事。

安倍首相が辞任を表明後、間髪空けずに次の候補選びに奔走する自民党内の各派閥と、立候補の為に各派閥に協力を要請する候補者。

僕は、一国民としてすっごく冷めた目で見てます。

 

『先生』と呼ばれる立場になっただけで、人格が追いついていない事も気付かずに大柄な口調で話す人って、一体何なんでしょうか。

 

政治家ってそんなに偉いの?って、子供の頃からずーっと思っていました。

 

亀の甲より年の劫と言いますから、政治家としての経験が長い方はそれなりの経験を有しておられると思いますし、それに伴った発言力も強くなるとは思います。

 

でも、今回の総裁選は地方議員票が無いと。

 

それは、自民党の総務部会で決まったそうですが、それは菅氏優勢という情勢を作りたかった一部の古参議員の思惑だけで押し切ったとしか思えません。

 

 

今回の総裁選は、結果に関わらず間違いなく白けるでしょう。

 

 

地方の意見が全く反映されずに選ばれる総理総裁に何の意味があるのでしょうか。

 

これこそ、一人でも多くの意見を取り入れ、総意で選ばれるべきものであり、一部の人間の思惑で選ばれるべきものでは無いと思います。

 

しかも、地方議員にも投票させるべきと発言した小泉進次郎氏の意見は一蹴され、党内では『今や力が無くなった』とすら言われている様ですが、進次郎氏本人の力が無くなったのでは無く、ここぞとばかりに古参が出た杭を打ったに過ぎません。

 

一言ぐらい、『安倍総理、お疲れ様でした。』くらいはあっても良いのかなーとも思います。

 

確かに、森友・加計問題など、安倍総理本人発信の問題が解明されていない事は、甚だ問題だと思います。

 

でもね、何かモヤモヤするんですよ。

 

 

どうせ一部の官僚だって、自分の保身の為に動き回っていたり、ここぞとばかりに出世を目論んでるんだど思います。

 

何か、それってどーなんかなーって。

 

空白を作らないって意味では、引き継ぎの為の初動は大事だと思います。

 

でも、

『政治的空白を作らない』

なんていう、責任感で動いてる人が見えないのが残念でなりません。

 

なんだかなーと思う今日この頃です。