平凡が一番難しい

小さな会社を経営していて感じることを、ぼそぼそと書いています。

団体などの組織には数の力が必要だと思います。

おはようございます。 嵐の前の静けさでしょうか。

小雨は降ったものの、比較的穏やかな今朝のニュースはFCバルセロナのメッシが残留表明したことと、猛烈に強い台風10号が、月曜日にかけて九州に接近するという内容で持ち切りです。

 

土曜日は昼で仕事を切り上げる事が多いので、帰りにでも台風に備えた巣ごもり用の買い物をして帰ろうと思います。

 

 

さて、以前の記事では、所属している別府YEGを退会する意向を示す内容で書いていたのですが、結論から言うと大人の事情もあり、色々あって今も現役を続けています。(笑)

 

 

 

YEG自体、どこの単会も単年度制を採用していますので、年度ごとに会長が選出されて入れ替わる仕組みになっているので、その他の監事や、相談役、副会長、理事などの役職も同様に単年度で入れ替わります。

 

今年度の僕は相談役の任命を頂き、現場からは少し離れた位置で会を見る事ができる様になりました。

 

そして、入会から8年になるのですが、当初より大きく変わった部分を一つ上げるとすれば、それは火を見るよりも明らかな会員減少です。

 入会当初は130名近くだった会員数も、今はその半分の70名以下まで減っていしまっているのです。

 

もちろん、歴代の会長さんもその現状を理解しており、これまでも会員拡大委員会を設置するなどの対応を続けてきました。

 

しかし、別府YEGは卒業が45歳に規約で定められているため、卒業会員数よりも新入会員数が少なければ当然、自然減少していきます。

 

一時は規約の改正で卒業年齢を引き上げるという議論もありましたが、現状では実現できずに今に至ります。

 

しかし、僕は会長ではありませんから会員さんに向けて旗を振る事はできませんが、自分が担当している委員会や例会の一こまを使って会員拡大を訴えていく事はできます。

 

もちろん、自分自身も声掛けを積極的に行う事が大前提です。

 

僕が、何故会員拡大が必要だと訴えるのか。

危機感を持ってもらう為にも、先ずはそれを理解して貰いたいとの思いで、組織として必要なことを説明する事にしました。

 

 

組織として必要な事。

それは、何より ”数の力” です。

 

日本YEGは、政府に対して政策提言を毎年行っています。

 

それができるのも、組織としての ”数が無視できない ” からに他なりません。

 

 

人数が多いという事は、その他においても重要な要素です。

 

それが、

①職種や人材の多様性が生れる

②イベントのお手伝いを依頼された時に重宝される

③全国単位の大きな大会を誘致できる

④会費が集まる事で予算が潤沢になり、多くの事業に取り組める

 

今や、会長を始めとする理事までの人数の方が、一般会員数を上まりそうな勢いです。

 

そうなってしまうと、執行部の重みがなるなる懸念が生れてきます。

 

僕が入会した当初は執行部がしっかりと遇されており、雲の上とは言わないまでも、一般会員とは一線を画す存在として認識していました。

 

その事により、会としてどうあるべきかという部分が、後輩会員にもしっかりと伝わっていたと思います。

 

『何を言われるかよりも、誰に言われるかが重要』と常に訴えていますが、組織論においてもそれは当てはまります。

 

会員数が減り、執行部の重みが無くなり、会の秩序が崩壊する。

 

会員数が減れば、いやおうなしに在籍経験の少ない人が役を承ける事になり、結果的に会の運営がままならくなるという悪循環が生れるのです。

 

ここまで話したことが功を奏したのか、懇親会の席では会員拡大の話が持ち上がるまでに意識を変える事ができました。

 

僕も中堅とは言え、残された年数は僅か5年です。

 

自分も会員数の増加に動きながらも、若い世代には組織として大切なことを伝えて行きたいと思います。