最近のネットニュースに、ある科学者の知見が紹介されていました。
内容は近年多発している異常気象についてのものだったのですが、その科学者によると、最近の異常気象は
『いわゆる地球の自然治癒力によるもの』
という事で、極端に振れてる気候は、『地球自体が自分の力で元に戻そうとする力だ』という事なのです。
ここからは僕の憶測ですが、要するに暑くなり過ぎた地表を冷やす為にゲリラ豪雨などの雨が降り、伐採が進む森林の光合成を助ける為に強い日差しが降り注ぐのだと。
結果、強い日差しの為に豪雨となり、緑が流される事により日差しが強くなる。
悪循環です。
ゲリラ豪雨に関してみても、東京などの大都会に多くみられるのは緑の少なさ故、また、地表が温まりやすいコンクリートやアスファルトに囲まれてる故にと考えるのにも、あながち無理が無い気がします。
そうなると、温暖化が進んでいると言われてる以上、そう遠くない将来には凄い冷夏に見舞われたり、大噴火を起こして氷河期を以てして温度調整を地球が仕掛けてくる。そんな可能性が出てくるのではと。
そして、この温暖化を含んだ異常気象の原因が人類にあると地球が判断すれば、地球の力によって人類が地球から追い出さられる事だって考えられます。
先人は常々言っていました。
『自然には敵わない』と。
言葉ではそう言ってても、人類は自分達の発展を最優先してきました。
技術が発展した現代においても、それは環境破壊という犠牲の上に成り立っていて、後進国も『先進国がそうであった様に、自分達にも環境を破壊してでも発展する権利がある』
というスタンスに立っており、地球規模で何とかしなければという気概には立てていないのが現状です。
『あなたたちがそうやって発展してきたのだから、私達にも同じ権利がある』
という考え方が、もう限界に来てると思ってます。
日本が発展している途上では、異常気象とまでは現れておらず、誰も気付く事が出来ませんでした。(と言っても、国内では公害という形で環境悪化が表面化していました)
ただ、今は多くの国で被害が出ていて、それが人類(先進国)の発展とイコールであると認識しつつあります。
日本は、公害が表面化する中で、人類史でも早い段階での技術革新がありました。
であるならば、地球を犠牲にして得た技術を、今後は地球を犠牲にせずに他国が発展できる様に技術提供するのが本来のあり方では無いかと思います。
それは、ビジネスではなく、地球人という大義で。
もしかすると、地球は増え過ぎた人類を"重たい"と感じてるのでは無いかとも思えます。
そして、地球がそう感じた時に、いわゆる天変地異が起こっているのではと。
世界人口が増えても、地球から『こいつら重てぇなー』と思われない様にする為にも、一人一人が地球人として"Light"になる必要があるのかも知れませんね。